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その他経費削減

No.1831 アフターコロナの利益倍増計画⑥(その他経費)

2020年05月20日

 

住宅業界の
キャッシュフローコーチ
出口経尊(でぐちみちたか)です。

 

 

 

昨日は工務店の社長と専務と
ZOOMミーティングでした。

 

 

 

訪問できないのでZOOMでの
役員会議が定番になってきました。

 

 

工務店ZOOM

 

※出口の背景は画像です(笑)

 

 

 

今日も少数精鋭型の工務店の社長と
ZOOMミーティングです。

 

 

 

1年先の売上を安定的に確保し
今に追われないことで
未来に繋がる仕事に
手を付けることができます。

 

 

 

1年半前の行動が
今、売上として顕在化しています。

 

 

 

さて、今回もアフターコロナに向けた
V字回復、利益倍増計画の続編を
お伝えします。

 

 

 

前回は『人件費』の話でした↓

 

 

 

No.1830 アフターコロナの利益倍増計画⑤(人件費)

 

 

 

 

固定費は時間と共に肥大化する

 

 

今回のテーマは
粗利目標を決めるための
固定費のその他の算出です。

 

 

 

お金のブロックパズルだと
赤丸のココのところです。

 

 

 

 

 

 

固定費のその他は
一言で言うなら経費です。

 

 

 

内訳はあり過ぎて
紹介しきれませんが、
決算書の損益計算書だと
販売管理費の部分です。

 

 

 

減価償却費については
過去のブログの減価償却費の繰戻で
ご紹介しているのでご確認ください。



 

No.1828 アフターコロナの利益倍増計画③(減価償却費の繰戻)

 

 

 

それ以外のもので
ざっくり書いてみました。

 

 

その他経費削減

 

 

・水道光熱費

・広告宣伝費

・接待交際費

・旅費交通費

・燃料代

・修繕費

・会費

 

他にもまだまだありますが
過去と比較しながら
要るか要らないかを
自分自身に投げ掛けます。

 

 

 

基本は削るのが前提です。

 

 

 

例えば、広告宣伝費はBtoCだと
無くてはならないものですが
コロナによって
WEBへの配分が大きくなり
紙媒体を減らし全体的に下げる
傾向になるでしょう。

 

 

 

水道光熱費や通信費のように
基本料金があるものは
プランの見直しをします。

 

 

 

使っていないものがあったりもします。

 

 

 

接待交際費は遣いたくても
遣いにくい状況ですが、
無くても問題ないと思える
機会ではないでしょうか。

 

 

 

飲みに行く機会が減って
お金が減らないなんて話も
耳にしたくらいです。

 

 

 

出口も随分減りました。

 

 

 

旅費交通費も同じように
勉強会がオンラインになり
減っているのではないでしょうか。

 

 

 

日常の行き来については
ETCの明細をチェックして
使い過ぎの場合は個別に
指導する必要があります。

 

 

 

採算意識が薄い社員の方には
及ぼす影響を伝えないといけません。

 

 

 

燃料代は小さな積み重ねで
無駄なアイドリング、
忘れ物を取りに帰る、
店ごとの価格の比較など
相場にも左右されますが
日頃の意識が大事です。

 

 

 

家賃は大きくて出口だと
4月から東京オフィスは
バーチャルに変更しました。

 

 

 

不動産を扱う住宅会社では
社内、対外的に最大限の配慮をしつつ
近所の支店を統合してもらい
固定費を大幅に下げたことがあります。

 

 

 

結果的にお客様も1店舗に集約でき
経費削減だけでなく効率が上がりました。

 

 

 

肥大化しやすいと言えば会費です。

 

 

 

行っていない会など無いですか?

 

 

 

付き合いがあって
あーでこーでと理由が沢山出ます。

 

 

 

この場合は日を置いて
再度検討してみてください。

 

 

 

冷静にやめようと思えるかもしれません。

 

 

 

自動引き落としで
定期的に引かれるものも
チェックしてみてください。

 

 

 

出口もネット系のサービスは
一部切って新しく入ったものに
費用を充てています。

 

 

 

できれば何か始める代わりに
何か止めることも考えると
肥大化しし難くなります。

 

 

 

工務店だと月数万円の
加盟金がよくあるのですが
常に金額を意識している社長は
新規加盟と併せて退会もしています。

 

 

 

全部紹介していたら
無限にあるので割愛しますが、
最低1年に一度は
固定費のその他の削減を
お勧めします。

 

 

 

人件費は見直しと言いましたが
その他はあえて削減と言います。

 

 

 

一度やって終わりでなく
日を置いて再度見直せば
前と違った視点で見ることができます。

 

 

 

もちろん
未来への投資に繋がると
思えるものは継続して活用しましょう。

 

 

 

 

粗利目標が決まる

 

 

固定費のその他が決まれば
前回の人件費と併せて
固定費が決まります。

 

 

 

それと以前の利益目標と足すことで
粗利目標が決まります。

 

 

 

粗利目標=固定費+利益目標

 

 

 

 

利益目標の設定はこちら↓

 

 

No.1826 アフターコロナの利益倍増計画①(返済)

 

 

No.1827 アフターコロナの利益倍増計画②(繰越)

 

 

No.1828 アフターコロナの利益倍増計画③(減価償却費の繰戻)

 

 

No.1829 アフターコロナの利益倍増計画④(利益目標)

 

 

 

ブロックパズルを見てもらうと
より理解できると思いますが、
1年間、粗利をいくら稼ぐかが
売上達成よりも大事だということです。

 

 

 

出口が1物件あたりの
粗利や粗利率に拘る理由です。

 

 

 

実際、出口が数字を見ている会社は
粗利と粗利率、利益が増えています。

 

 

 

生産性が上がり
時間にも追われ難くなります。

 

 

 

タイムイズマネーですね。

 

 

 

まだまだお伝えしたいですが
次回は粗利と粗利率に触れます。

 

 

 

では、また明日。

 

 

 

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