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住宅着工戸数

No.1882 工務店も生半可だと生き残れない

2020年07月10日

 

住宅業界の
キャッシュフローコーチ
出口経尊(でぐちみちたか)です。

 

 

 

今日はデスクワークで
1個ずつこなしていきます。

 

 

 

さて、先月くらいに出た
野村総研の新設住宅着工戸数。

 

 

 

毎年見るのが定番になってきました。

 

 

 

住宅着工戸数

 

 

 

2019年までが実測値、
2020年以降が予測ですが
こうやってみると
バブル崩壊、増税、震災、
耐震偽装、リーマンショック、
そしてコロナと様々な
外的要因で影響を受けています。

 

 

 

2020年まで
ガタガタなのに対し
それ以降が右肩下がりの
まっすぐな直線で
もう予測できませんと
言っているように感じるのは
私だけでしょうか。

 

 

 

ただ、人口と世帯数が
減るのは間違いありません。

 

 

 

ちなみに新設住宅とは
持家、分譲、貸家が
混在するもので、
リーマンションのような
経済危機が起こると
投資物件のような貸家は
一気に減少します。

 

 

 

これが内訳です。

 

 

 

持家、分譲、貸家

 

 

 

前職ではマンションFCで
物件管理システムに
関わっていましたが、
リーマンションの時は
加盟店の倒産やFCの退会が
増えたのをよく覚えています。

 

 

 

それに比べて持家は
打つ波が小さく安定しています。

 

 

 

そうは言っても減り続けるのは
間違いありません。

 

 

 

市場が小さくなる話は
業界に携わる人なら
誰でも知っている話ですが、
それに向けて
具体策を講じるために
行動を起こすかどうかは
別な話です。

 

 

 

どう考えても
生半可にやっていては
厳しいのが目に見えますよね。

 

 

 

これは住宅業界で
経営をサポートする出口も
同じことが言えます。

 

 

 

逆に新築を諦めて
リフォームに特化するのも
選択肢としてはあるでしょうが
それも容易でない話。

 

 

 

リフォームだと
受注件数の確保と
管理の手間が今まで以上に
掛かるわけで回転スピードが命。

 

 

 

今までの概念を捨てるほど
変化する必要があります。

 

 

 

先日、それに近い悩みを持つ
工務店の経営者と今後について
話し合いました。

 

 

 

その時、話す元になったのが
下記のお金のブロックパズルで
右から逆算で必要な粗利を
検証していきました。

 

 

 

根拠ある売上目標

 

 

 

結果としては
リフォームに注力せず
新築がやりたいのと
新築をやる必要があることから
今後やるべきことが
見えていきました。

 

 

 

ということで来月から
新築の受注増に向けた
商品や集客の再構築を
やっていきます。

 

 

 

しかも今回は出口だけでなく
実際に成果を出されている
工務店経営の実務者と一緒に
1から作り上げていきます。

 

 

 

楽しみでワクワクする反面、
それ以上に緊張感があります。

 

 

 

それは出口だけでなく
依頼された工務店の方、
依頼を請けた工務店の方も
同じだと思います。

 

 

 

ちなみに出口は2社とも
財務と理念で関わらせて
もらっています。

 

 

 

コンサルティングのイメージは
商品×集客×財務×理念
です。

 

 

 

実際の順番は
財務体質の改善で足元を整え、
本当にやりたい理念を構築し、
それに沿った商品づくりで
共感する人達を集客する
流れです。

 

 

 

住むところが全く違う3人の
接触頻度を上げるために
現地訪問だけでなく
ZOOMもフル活用します。

 

 

 

では、また明日。

 

 

 

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