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粗利と粗利率

No.1876 工務店は粗利と粗利率に拘ってほしい

2020年07月4日

 

住宅業界の
キャッシュフローコーチ
出口経尊(でぐちみちたか)です。

 

 

 

今日はデスクワークで
資料作りです。

 

 

 

さて、今朝は昨日届いた
新建ハウジングに目を通しました。

 

 

 

ブログネタ探しも兼ねています(笑)

 

 

 

今回着目したのが
新聞と同封されていた
工務店のためのコロナ対策読本。

 

 

 

工務店のためのコロナ対策読本

 

 

 

その中で最初に熟読したのが
このページ。

 

 

 

キャッシュフローコーチ®の
出口がよくお伝えしている
お金のブロックが出ていました。

 

 

 

お金のブロックパズル

 

 

 

雇用や給料をテーマに
1棟当たりの粗利と粗利率、
固定費、利益を想定したものです。
(出口の原稿ではありません)

 

 

 

それを会社全体で表したものを
最近のオンラインセミナーでも
お伝えしています。

 

 

 

工務店の経営数字

 

 

 

売上に対して利益率10%は
かなり多いかもしれませんが
キリの良い数字にしています。

 

 

 

利益から先は
税金、返済が出ていき
繰越が会社に残るお金になります。

 

 

 

こうやって全体を見てもらうと
会社に残るお金は僅かだと
感じるのではないでしょうか?

 

 

 

仮にもっと会社にお金を残す、
増えた返済を滞りなく返す、
メンバーの収入を増やす、
設備を充実させるとしたら
今まで以上に粗利を上げる
必要があります。

 

 

 

そうなると売上を上げる、
棟数を増やす発想になりますが
人員は限られているし、
経済情勢や世帯数を考慮すると
今までと同じやり方では
疲弊する可能性があります。

 

 

 

そこでお勧めしているのが
価格(売上)と原価(変動費)を
見直すことで
粗利、粗利率を上げることです。

 

 

 

粗利と粗利率

 

 

 

そのためには
価値を感じる商品力、
価値を伝える販売力、
変動費を抑える管理力、
自己肯定感の高さ等が
必要になります。

 

 

 

ちなみに自己肯定感の高さは
販売価格と粗利率に反映されます。

 

 

 

その結果、今まで以上に
1棟当たりの粗利が上がる
イメージです。

 

 

 

戦い方は各社違いますが
根本的な考えは通じるはずです。

 

 

 

理想は一定の棟数を受注し
粗利が上がることで
収入や利益も増えること。

 

 

 

棟数を過剰に
増やさないことで
時間に余裕ができれば
アフターフォローや
未来に時間を投下でき
好循環が生まれます。

 

 

 

机上で終わらせるか
試行錯誤しながら行動するかで
結果の違いは1年くらいで
表れるのではないでしょうか。

 

 

 

1棟1棟を
大切に作るためにも
適正な粗利と粗利率は
重要な要素です。

 

 

 

では、また明日。

 

 

 

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