まずは損益分岐点を知ろう
2022年08月27日
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建設業専門に
全体最適で粗利を増やす
心楽パートナーの出口経尊です。
決算書をよく見るのですが、
同じ業種でも会社によって
仕分けの仕方が違います。
税理士事務所や
会計システムによる違いかと。
でも、シンプルに捉えれば
基本は同じ。
建設業の損益計算書だと
・売上高
・工事原価
・売上総利益(粗利)
・販売管理費
・営業利益
ざっくりわけると
こんな感じですかね。
それを図にすると
こうなります。
決算書のような
数字の羅列より
イメージしやすいでしょ?
分析するのに
ここから先で重要なのは
出ていくお金の分け方の基準。
ポイントは
工事原価と販売管理費の中で
売上が増減すると
一緒に増減する変動費と、
売上が増減しても
あまり変化しない
固定費を分けることです。
多くの場合
変動費は工事原価に
含まれます。
ただ、労務費は
給与の場合だと
固定費だったりします。
販売管理費は
ほぼ固定費ですかね。
経験上。
それで何を知れるかと言えば
損益分岐点です。
まずは
会社の固定費が
毎月おおよそいくらなのか
覚えておくことをお勧めします。
金融機関や税理士と話す時にも
会話の内容に違いが出ると思います。
根拠ある売上目標を立てるのは
そのずっと後になります。
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建設業専門に
全体最適で粗利を増やす
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