No.1961 労務費は固定費として算出
2020年09月27日
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新建新聞社さんが運営するチカラボに
マイスターとして連載しています。
https://chikalab.net/rooms/108
心楽パートナー株式会社の
出口経尊(でぐちみちたか)です。
今日はブログを休みにして
毎日に終止符を打とうと思いましたが
無理でした(笑)
毎日が途絶える恐れなのか
習慣になり過ぎて
書かないのが気持ち悪いのか
よく分かりませんが。
煙草は吸いませんが
禁煙するような感覚かも
しれませんね。
さて、建設業だけでは
ないかもしれませんが、
決算書の損益計算書で
工事原価もしくは製造原価に
分かれている場合によくある話。
現場担当の方の給料、
労務費が固定費でなく
工事原価に入ることで
変動費になっていると
会社の運営に必要な固定費と
大きくずれてしまいます。
極端な話
現場数が多くても少なくても
残業は別として
基本的に固定給だと支出は毎月同じ。
会計上は原価かもしれませんが
会社の1年間の固定費を
予測する際は
原価に入っている給料は
固定費として算出してください。
顧問先の土建屋さんでも
決算書が出来上がったら
工事原価にある労務費は
固定費扱いにして
来期に必要な人件費を
算出しています。
新たに採用するなら
会社負担分の社会保険料を
総支給に足して
1名分の人件費としてください。
必要な粗利を算出するには
固定費の正しい把握が
必要不可欠です。
決算書はあくまで納税の資料。
経営判断にそのまま
使えない場合があるので
ご注意ください。
今回は以上です。
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