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No.1855 採用と育成に投資

2020年06月13日

 

住宅業界の
キャッシュフローコーチ
出口経尊(でぐちみちたか)です。

 

 

 

最近、5時半起きでしたが
今日は寝覚まし時計無しで
ゆっくり寝ました。

 

 

 

早起きすると
12時までの時間が長いので
得した気分でした。

 

 

 

さて、昨日は
残念なニュースを見ました。

 

 

 

それは、三菱の飛行機部門、
スペースジェット(旧MRJ)の
体制の縮小です。

 

 

 

 

 

 

三菱航空機株式会社
https://www.mitsubishiaircraft.com/ja/

 

 

 

2000人の従業員を半分に、
北米の3拠点を1拠点に
削減するとのこと。

 

 

 

ニュースのコメント欄には
様々な憶測が飛び交いますが、
買い手の航空会社もコロナで
財務内容が悪化する中、
国産初のジェット旅客機は
これからどうなるのか
気になるところです。

 

 

 

また、三菱重工は2011年に
大型客船2隻を約1000億円で受注し
大型客船事業で累計2500億円超えの
損失を出したとのこと。

 

 

 

納期の遅延は
ニュースで見た記憶があります。

 

 

 

現場の人達は一所懸命に
取り組まれていると思いますが
重厚長大産業の衰退が
如実に出ていると感じます。

 

 

 

20年前の採用や育成の影響が
技術伝承等で
表面化しているのかもしれません。

 

 

 

あと、立場の上の人が
部下のためにケツをふくとか、
面倒を見てやるとかの
気概みたいなものも
昔と違うのかもしれません。

 

 

 

マニュアルとかは
充実してそうですけど。

 

 

 

私のような外野は
好きなこと言えるので
申し訳ないと思いますが。

 

 

 

重機屋に勤めていた24歳の時、
下請けの下請けの下請け?
よくわからない関係ですが
三菱重工の仕事に
関わったことがあります。

 

 

 

神戸にある神戸製鋼の
発電所の煙突です。

 

 

 

 

 

 

阪神高速を走っていると見えるので
神戸へ行く度に当時を思い出します。

 

 

 

三菱重工のHPにも
施工事例が載っていました。

https://www.mhi-ms.com/jp/products/steelstructures/chimney/

 

 

 

当時は
受注前に施工図面を書いたり、
香川県から台船でクレーンを運び
潮の流れで到着が遅れたり、
4日連続大型トラックに乗ったら
居眠り運転しそうになったり、
入社2年目で担当を任すのは
今思うと無茶苦茶ですね(笑)

 

 

 

今では良い思い出ですが
トラックで連日通っていると
三菱重工の現場責任者の方から
驚きと労いの声掛けを
いただいたのはよく覚えています。

 

 

 

煙突の完成まで
勤められなかったのが
今でも心残りですけどね。

 

 

 

この煙突を組み立てるために
クレーンの高さが足りないので
ブームを追加購入し、
財務的に厳しくなったのを聞いて
他人事に思った記憶もあります。

 

 

 

今の立場だと資金繰り、
減価償却費や返済額から
逆算して経営計画を立てますけどね。

 

 

 

根拠ある売上目標

 

 

 

何の話でしたっけ?

 

 

 

そうそう、
重厚長大産業の衰退は
建設業でも通じる話です。

 

 

 

人を育てるのは
お金と時間がかかりますが
未来の理想の状態を考えると
採用と育成は外せない投資です。

 

 

 

顧問先の中には
今だから採用や育成に
注力する会社もあります。

 

 

 

10年、20年後を見据えて。

 

 

 

そのためにも
まずは直近の財務内容から
整えていく必要があります。

 

 

 

では、また明日。

 

 

 

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