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財務戦略

No.1846 やはり資本を大事にされていました

2020年06月4日

 

住宅業界の
キャッシュフローコーチ
出口経尊(でぐちみちたか)です。

 

 

 

今日は訪問コンサルで
評価制度の打ち合わせと個別面談、
夜は住宅会社の業者会に参加します。

 

 

 

業者会は3カ月ぶりです。

 

 

 

 

行動と継続

 

 

昨日の午後は新建ハウジング主催の
【工務店経営カンファレンス2020 】
のオンラインセミナーに参加しました。

 

 

 

活躍されている工務店経営者の
コロナ禍での取り組みなどを聴ける
有難い貴重な機会でした。

 

 

 

4時間のZOOM参加は
過去最高の記録です。

 

 

 

それくらい座学でなく
リアルな話だったので
引き込まれたわけです。

 

 

 

率直に思ったのは
コロナだから何かを新たに始めた
わけではないということです。

 

 

 

お客様とのオンラインの活用は
初めてと言えばそうでしょうが、
以前からZOOMなどの仕組みは
別の機会に使っていたでしょうし、
SNSや動画も全く初めてではない
という意味です。

 

 

 

使う頻度やバランスが
変わったのだと思います。

 

 

 

オンラインの商談については
これだという正解はなく、
素晴らしいと感じるのは
試行錯誤して行動されていることです。

 

 

 

実際、成功談だけでなく
上手く行かなかった話もありました。

 

 

 

逆に動いたからこそ
上手く行かなかった結果も
得られているということです。

 

 

 

コロナによって
一過性で動いたわけでもなく
未知の世界で静観したわけでもない。

 

 

 

逆にコロナを機に
さらに業務を見直そうと
プラスに捉えている方ばかりでした。

 

 

 

行動と継続、これに尽きます。

 

 

 

 

お金の認識にも共感

 

 

各社プレゼンの後は
新建ハウジングの三浦社長との
ディスカッションで
さらに聞き入ってしまいました。

 

 

 

特にその中で共感したのが
お金の話で赤枠で囲った質問です。

 

 

 

財務戦略

 

 

 

利益率
自己資本比率
労働分配率
内部留保=お金
をどう考えるか?
の質問と回答でした。

 

 

 

簡単にお伝えすると
毎年、利益を出して納税し
現金を貯めるということです。

 

 

 

下図は手書きでガタガタですが^^;
左の損益計算書は1年間の
売上や利益を表したものです。

 

 

 

自己資本比率

 

 

 

利益を出し納税した後の
税引後利益が
右の貸借対照表の資本に
繰越利益剰余金として
積み上げられます。

 

 

 

そうすることで
自己資本比率が高まり
潰れにくい会社になります。

 

 

 

損益計算書が1年間の結果に対し、
貸借対照表は今までやってきた
現時点での財務内容、成績です。

 

 

 

どちらも大事なものですが
どちらか選べと言われれば
迷わず貸借対照表です。

 

 

 

ある意味、損益計算書は
貸借対照表の一部だと言うのが
図からご理解いただけると思います。

 

 

 

決算書の順番も
貸借対照表が上ですからね。

 

 

 

そういう点から会社の運営は
1年単位で凌ぐのではなく、
数年越しで計画を立てる必要が
あるわけです。

 

 

 

借入してやれやれと
言っている場合では
ないということですね。

 

 

 

自戒を込めて。

 

 

 

では、また明日。

 

 

 

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