BLOG本日の出入口ブログ

No.1745 建設も運輸も目指すは新3K

2020年02月24日

建設業専門の傾聴屋
出口経尊(でぐちみちたか)です。

 

さて、日刊工業新聞に
2027年から28年にかけて
大量定年により
必要な運転士の人数の25%が
不足すると掲載されていました。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200223-00010000-newswitch-bus_all

 

敬意を込めて
宮田運輸さんのように
運転手さんでなく
運転士さんと呼ばせてもらいます。

 

建設業も技能者や作業員でなく
技能士と呼びたいのですが
国家資格と絡むので
適切な呼び方を模索しています。

 

話を運輸業に戻しますが
既に始まっている人手不足で
IT化による効率化や積卸の軽減が
進んでいても追いつかないようです。

 

最近だと
フルトレーラーが全長25mまで
延長されたのも積載量が増え
人手不足の対策になるのでしょう。

 

 

90㎞/h規制が無い時に
トラックを追い抜く時は
今より短いフルトレーラーを
おまけ付きって呼んで
無線で注意を促していたのが
懐かしいです。

 

また、車も良くなっていて
乗り心地や操作性など
年々快適になっています。

 

 

 

ちなみに出口は
昔だと三菱ふそう、
今はまだ乗ってないけど
スカニアが好みです。

 

20年前の当時の新車と
10年落ちでは
全く違いましたから、
今だとクラッチがなく
自動ブレーキもあるので
遥かに楽そうです。

 

ただし、厳しいのが
給料休日です。

 

大手企業が先立って
値上げをしていますが、
記事には労働時間が
全職種平均よりも2割長く
賃金は1割低いとあり
不人気の原因になっています。

 

運輸業も建設業も
長年虐げられてきたツケが
社会に回ってきたと感じます。

 

そこで今こそ採用する企業側が
給料・休日・希望の新3K
向き合う必要があるのでは
ないでしょうか?

 

おそらく時間が経つにつれ
諦める=退場
になってしまうでしょう。

 

もちろん、今日明日に
解決できる問題ではないですが
特に希望については
ビジョンとして今すぐにでも
掲げることは可能です。

 

 

そのために、お金に向き合い
ドンブリ経営から脱却すれば
今より利益も給料も
増やせる可能性はあります。

 

 

収益と生産性が上がれば
休日の確保も実現できると
信じています。

 

その根底には担い手が
仕事を楽しめる場づくり
必要不可欠です。

 

 

ハードルは決して低くないですが
行動しない限り1mmたりとも
変わりませんからね。

 

大事なのは満足を達成する前に
満足に近づけることで
経営者の姿勢は大切な人に
必ず伝わります。

 

では、また明日。

 

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