BLOG本日の出入口ブログ

No.1721 不安を味方にする

2020年01月31日

建設業専門の傾聴屋
出口経尊(でぐちみちたか)です。

 

今日は日帰りで大阪です。

 

さて、不安という言葉を聞いて
どんなイメージが浮かびますか?

 

プラスかマイナスイメージの
どちらと聞かれたら
マイナスの方が多いかもしれませんね。

 

出口はマイナスのイメージもありますが
今は原動力というプラスのイメージです。

 

逆に不安がゼロだと怠けてしまいます。

 

不安は敵でなく味方にする
捉え方ですね。

 

ただ、不安は
漠然とした大きな状態だと
良くないと思っています。

 

反対の言い方をすれば
明確で細分化した状態だと
問題ないかと。

 

要は現状を把握し
対策が見えているということ。

 

あとは一気にできない場合
優先順位をつけて片付けることで
解決していきます。

 

 

本業に集中できる状態ですね。

 

意外と簡単だったり
試行錯誤して悩むことがあっても
向き合えば必ず乗り越えられます。

 

良くないのは不安が嫌だと
向き合わず放置することで、
問題は風船のように膨らみ
最後は爆発します。

 

臭い物に蓋をしたら
発酵してドカーンみたいな。

 

会社だと人やお金が
向き合う対象です。

 

逃げてもいいことはなく
問題は小さいうちに
解決した方が
消費するエネルギーも
小さくて済みます。

 

まずは立ちはだかる
漠然とした不安の壁を
乗り越えるために
はしごでもかけますか?

 

 

そのためには
壁の高さを測量して
見合った長さのはしごを
段取りする必要があります。

 

あとは
はしごを昇るだけ。

 

では、また明日。

 

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No.1720 下取り価格アップは利益

2020年01月30日

建設業専門の傾聴屋
出口経尊(でぐちみちたか)です。

 

今日は仕事関係のゴルフです。

 

さて、10年後の2030年に
販売される新車は
電気自動車が大半を
占めるかもしれないですね。

 

水平対向エンジンのスバルも
内燃機関からモーターに
なってしまいそうです。

 

 

出口は55歳になっていますが
できれば今の車の車高を上げて
オフロードで乗りたいので
ガソリンが無いと困ります。

 

イメージはこんな感じ(笑)

 

 

そもそも車は所有でなく
定額制のサブスクリプションが
当り前になっているかも
しれませんけど。

 

そういう技術革新は例外ですが、
お金を生み出す会社の車両重機
大切に扱うことで長く使えます

 

 

長く使えるということは
買い換える期間が長くなり
設備投資の費用を抑えることが
できますよね。

 

また、こまめに
メンテナンスを行うことで
大きな故障を未然に防ぎ
修繕費も抑えることができます。

 

突破的な固定費の削減です。

 

あと、ここ何年かで
大きく費用に影響することが
あります。

 

何かといえば下取り価格です。

 

ボコボコで錆びついた
車両や重機より
綺麗な方が買取の価格が
高くなります。

 

これは普通車だって同じですよね。

 

世の中のニーズによって
相場が左右されるにしても、
高く買い取ってもらうことで
次の設備投資の費用が安く済むわけです。

 

このように
車両や重機を大切に扱うことで
3年、5年、10年単位の話ですが
利益にも大きく関わってきます。

 

お金のブロックパズルを見ると
設備投資や修繕費は
固定費のその他に該当し
利益や人件費を圧迫するわけです。

 

 

そのためにも日頃のチェックが大切。

 

車両点検整備は
ルールで決まっているから
やるのではなく、
何のためにやるかの理由
明確にしておくことで
チェックシートの見直しや
チェックの仕方が変わります。

 

また点検で事故を未然に
防ぐこともできます。

 

点検整備と利益と収入は
お金のブロックパズルを見れば
全て繋がっていることが
理解しやすくなります。

 

意識を変えて3年も取り組めば
必ず結果が変わります。

 

では、また明日。

 

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No.1719 速度を上げる必要性

2020年01月29日

建設業専門の傾聴屋
出口経尊(でぐちみちたか)です。

 

今日は同級生の飲食店のオーナーに
リサーチします。

 

建設業専門の出口がなぜ?

 

追々、理由はお伝えします。

 

さて、建設業だけではないですが
品質を保つ、あるいは高めて
速度を上げることが求められています。

 

一言で表現するなら
生産性向上ですね。

 

 

この人財不足の時期に速度アップ?

 

無茶言うなよという声は
よく聞きますが、
そのために何をすることで
速度が上がるのかを
考える続けることが大切。

 

教え方の創意工夫だけでなく
機械やITの導入などの設備投資で
効率が上がることもあります。

 

ではなぜ、速度を上げる
必要があるのでしょうか?

 

その理由は
お金のブロックパズルを見れば
よく分かります。

 

 

材料費や外注費が
変動費になるのですが
残った粗利
固定費と利益を賄います。

 

仮に1年間の
100物件の粗利だとしたら
1現場あたりの人工数を
1/12減ることで
100物件を11カ月で
終わらせることができます。

 

机上の話ではありますが、
あとの1カ月は休めます。

 

ちなみに、作業員の方も
日給月給でなく固定給が前提です。

 

休みになって給料が減ると
生産性を上げたくない
意識が働くかもしれません。

 

ただ、固定給になった途端
必要以上に休まれても困るので
企業側の対策は必要です。

 

悩ましいのは
天候に左右される仕事で
雨、猛暑、極寒だと
予定通りに進まないこと。

 

でも仕事をしているのは
生身の人間です。

 

 

そこは尊敬の念と
感謝の気持ちで
想定しておく必要があります。

 

人件費が固定費なら
人工数の多い少ないは
無関係そうですが、
1物件あたりの人工数が減れば
休日を増やすだけでなく
こなせる物件数も増やせます。

 

逆に速度が上がっても
粗利率の低い物件ばかりだと
沢山の仕事量をこなす必要があり
休みの確保が難しくなります。

 

適正価格で受注し
短時間で生産していく

 

言うは易く行うは難しですが
追求し続ければ
休んでも従来通りの粗利を
得ることができます。

 

とにかく
粗利の積み上げが大事!
というのを理解してもらえると
嬉しいです。

 

最後に質問を2つ投げ掛けます。

 

適正価格で受注するために
何ができますか?

 

速度を上げるために
何ができますか?

 

では、また明日。

 

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No.1718 うるさいなと思っているうちは

2020年01月28日

建設業専門の傾聴屋
出口経尊(でぐちみちたか)です。

 

今日は終日デスクワークです。

 

さて、自責他責という言葉があります。

 

起こった出来事に対して
自分に責任があり
自ら改善が必要と思うのか、
他人に責任があり
自分には非が無いと思うのか
の違いです。

 

この捉え方の違いによって
何が起こるかと言えば
そこからの思考行動
変わります。

 

自責なら叱咤を助言と捉え
感謝の気持ちが湧きます。

 

仮にその瞬間は腹が立っても
後から落ち着いて考えて
言われた通りだと受け止めれば
問題ないでしょう。

 

そう捉えることで
改善の思考が働きます。

 

成長には素直が一番
と言われる理由はコレです。

 

他責なら叱咤を罵倒と捉え
聞く耳を塞ぎます

 

 

脳内がタイトルの
うるさいなの状態ですね。

 

表面上の顕在意識は
そんな態度を示してなくても
根底にある潜在意識は
叱咤を受け入れていません。

 

私はできている。

私は悪くない。

これだと残念ながら
成長するのは難しいです。

 

結局、本気で変わりたいなら
受け止め方を変えるしかありません。

 

できれば、叱咤する側も
なぜ言うのかの理由や意味を
感情的にならず伝えてもらうことで
聞く耳を作りやすくなります。

 

身の危険を感じたら
防御したくなのは動物の本能ですから。

 

ということで
本気で現状を打破したいなら
余計なプライドや自負は
一旦捨てましょう

 

まあ、出口も35歳過まで
そんな感じだったので
気持ちは分かりますけど。

 

もっと早く気づいておけばと
今でも思います。

 

ちなみに
その場から逃げても
他で同じ現象を繰り返すだけです。

 

では、また明日。

 

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No.1717 不安を煽っています

2020年01月27日

建設業専門の傾聴屋
出口経尊(でぐちみちたか)です。

 

昨晩の食事から
お米を豆腐に変えました。

 

さて、経済産業省が1月22日発表した
20日時点のレギュラーガソリンの
全国平均小売価格は11週連続で値上がり
151円50銭とのこと。

 

都内の生活だと車は不要ですが
作業や運搬車両があれば
値上がりの影響を受けます。

 

地方だと車が無くては
通常の生活をするのが
難しいところも多くあります。

 

会社や家庭にとっては
全く同じものを使っているのに
相場の影響で支出が増えます。

 

かと言って
値上げや給料アップは
かなり難しいので
固定費アップの対策は
自助努力が必要になります。

 

よく登場する
お金のブロックパズルだと
会社の固定費のその他が増えるので
利益が減ります。

 

家計だと生活費が増えて
貯金が減ります。

 

 

また、人手不足や働き方改革で
待遇改善のため人件費が増えると
利益を減らすことになります。

 

あと、ここにきて
新型ウイルスによる経済の縮小が
時間差であらゆる業界に影響を
及ぼすかもしれません。

 

そうなると仕事量が減り
売上が減少します。

 

受注競争が激しくなれば
値下げで粗利が減り
利益にも影響します。

 

10月からの増税の影響も
どうなんでしょう。

 

不安を煽る内容かもしれませんが
あえて不安要素を書いてみました。

 

今のうちに肥大化した固定費、
粗利率や商品構成など
見直してみてはいかがでしょうか?

 

 

早め早めの対策が致命傷を防ぎます。

 

では、また明日。

 

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No.1716 数字は褒める材料

2020年01月26日

建設業専門の傾聴屋
出口経尊(でぐちみちたか)です。

 

今朝は自宅から歩いて2kmの
コメダ珈琲でブログを書いています。

 

昨晩は食べ過ぎたので
強制的に運動です。

 

食べ過ぎた原因は
美味しいだけでなく
10年前の記憶が蘇ったから
かもしれません。

 

 

昔は驚くほど
よく食べてましたからね。

 

大きくなるわけです(笑)

 

5年前に引っ越すまで
その近所にいたのですが
今は年に1回行くか行かないかです。

 

そこに行った目的は
複数あるのですが、
その1つが過去を思い出し
現状に感謝すること。

 

特に今週は
何度も目が覚めるくらい
頭が働いていたので
過去と今の自分を比べる
自分褒めもありますね。

 

まあ、時には
自分を認める自己承認
大事です。

 

褒めると言えば
昨日の訪問コンサルでは
6カ月間の数字の現状を
幹部の方と振り返りました。

 

 

完工した工事の
売上と粗利、粗利率を
必要な利益から逆算した
目標と比較して
部署や取引先ごとに
集計した帳票の共有です。

 

フルマラソンで例えるなら
前月までがハーフマラソンの
距離ですね。

 

あと、どれだけ頑張ればいいのか?

どんなペース配分でいけばいいのか?

何に注意すればいいのか?

現時点の状況はどうなのか?

 

現状把握なくして
的を射た作戦は立てられませんからね。

 

現時点を把握し
半期の目標を達成できたならば
労い自己承認してもらうことが
できます。

 

数字は発破をかける
要素になりがちですが、
褒める要素にもなります。

 

もし、売上が目標以下でも
粗利が達成していればOK、
実質粗利が大事ですし。

 

あと、粗利率で
褒めることもできます。

 

月次決算をやっていれば
営業利益で褒めることもできます。

 

細分化して
どこも褒めるところがなくても
改善策を考えやすくなります。

 

漠然と褒めたり叱るより
どこが良いか悪いかは
きちんと伝えて
しっかり理解することから
改善は始まります。

 

ただ、これから
建設業界の需要は
冷え込む予想なので
選ばれるためには
品質と速度を高める
必要があります。

 

あえてシンプルに例えると
生産性が高まれば
12カ月の仕事が11カ月で終わり
休日の課題も解決できるんですよね。

 

需要と共に右肩下がりになるのか
逆手にとってチャンスと捉えるか
全ては考え方次第です。

 

建設業全体で
さらに人手不足になるでしょうが
技術革新も進むはずなので
自らの力を鍛える自助努力が
欠かせないでしょうね。

 

では、また明日。

 

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No.1715 自主性とは考えて動くこと

2020年01月25日

建設業専門の傾聴屋
出口経尊(でぐちみちたか)です。

 

今日は朝から訪問コンサルです。

 

さて、ここ数年
仕事の仕方でよく耳するのが
生産性向上働き方改革です。

 

1日8時間の勤務時間で
どれだけの仕事をこなせるかが
問われます。

 

もう少し細分化すると
午前と午後、1時間となるわけです。

 

例えば、時間のロスで考えると
20人に10分の待ち時間が
生じたとします。

 

20人×10分=200分

 

3時間20分

 

1人分の約半日の時間が
失われたことになります。

 

だからといって上司が
不安・危険・ネガティブ
雰囲気を出してしまうと
精神的に窮屈になるので
逆効果の時があります。

 

徹底的に監視する方法も
あるとは思いますが
それ以上の成果は得られません。

 

やはり最後は一人一人の
前向きな意識と行動
期待以上の成果を生み出します。

 

 

関わる人達にとって
どうすれば最善なのか?

 

指示待ち型でなく
自ら考えて動く自主性ですね。

 

それには
立場が上の人ほど
安心・安全・ポジティブな
雰囲気で見守ることも大切

 

考えるスピードも
答えを出すスピードも
動くスピードも人によって
違います。

 

となれば待つという
上司の忍耐力が問われます。

 

時には出口も一緒になって
顧問先の社長や幹部と粘り強く
待つことがあります。

 

いつもかな(笑)

 

あえて(笑)を入れたのは
お互い独りぼっちにならない
という意味を込めています。

 

孤独だと前向きな心構えを
忘れる時がありますからね。

 

悩みながらも
笑ったり感謝することで
視点が増え、捉え方が変わります。

 

かと言って放置ではなく
時にはヒントを与える質問が
あるといいですね。

 

ただし、問いかけは
萎縮する尋問ではなく
自主性を後押しする質問です。

 

先ほどの忍耐力質問力
セットですね。

 

まあ、さじ加減が大事で
教科書通りにいかない場面ですが
難しいからこそ経営
ではないでしょうか?

 

では、また明日。

 

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No.1714 自分の枡を広げるのは自分

2020年01月24日

建設業専門の傾聴屋
出口経尊(でぐちみちたか)です。

 

今日はデスクワークです。

 

さて、先日は
香川ニュービジネスクラブ
KNBCが主催する講演会に
行ってきました。

 

KNBCとは
香川銀行さんの取引先が集まる
異業種交流会です。

 

有難いことに
今回も冊子に会社のPRを
掲載していただきました。

 

 

今回の講師は
アパホテルの元谷社長。

 

お土産にオリジナルグッズを
いただきました。
※写真はその一部です。

 

 

講演会の前には
当然、講演案内をいただくわけで
その影響なのか
アパのアプリを入れて
ホテルを予約した一人です(笑)

 

色々とメモしたのですが
その中で印象に残った言葉が
これです↓

 

自分の枡を広げるのは自分

誰も広げてくれない

 

イメージはこんな感じでしょうか?

 

 

限界値を広げる?超える?のは
確かに自分しかできません。

 

もうできないと決めるのも自分、
まだできるかもと決めるのも自分。

 

そう解釈させてもらいました。

 

結局は自分の覚悟次第で
どうにでもなるのではないかと。

 

ただ、一人では
できないこともあります。

 

気付ける環境
心が折れない環境
どんな人が周りにいるかで
大きく変わります。

 

そんな環境を作るのが
出口の役割ですかね。

 

気付きがあった講演会の後は
立食パーティー。

 

そして、いつもの
住宅会社の業者会の方々と延長戦(笑)

 

独立して法人化して
改めて良かったなと
思える時間でした。

 

では、また明日。

 

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No.1713 夢は持っていいんです

2020年01月23日

建設業専門の傾聴屋
出口経尊(でぐちみちたか)です。

 

今日は朝ラーメンからの
訪問コンサルです。

 

さて、先日の話ですが
理念策定コンサルのワークで
60歳代の社長から
こんな言葉が出てきました。

 

夢を持つ

 

なぜ、このような言葉が
出てきたかと言えば

・仕事で大切にしてきたこと

・仕事で大切にしていくこと

このどちらかで思いついた言葉を
書いていただいたのがきっかけです。

 

約30個ほど書いていただき
一番最後に出たのが『夢を持つ』でした。

 

その言葉を経営理念のミッション
(なぜその仕事をしているのか?)
に盛り込むことになりました。

 

夢を与えられているかな?

 

社長も専務も恥ずかしそうに
言われていましたが、
その時の表情は最高の笑顔でした。

 

このブログを書きながら
その時の光景を思い出すだけで
ウルッときます。

 

人口が著しく減る街で
工務店の市場は小さくなるばかり。

 

そこで共に衰退していくのか?

夢を提供できるほどの
エネルギーを発揮していくのか?

で会社の行く末は変わります。

 

 

市場がゼロになるわけでは
ないですからね。

 

人生100年時代、
高齢化や人口減少を逆手にとって
溢れるエネルギーがあれば
人は集まります。

 

この工務店さんは
事務所を改装したショールームを
近々オープンさせます。

 

設備や環境も大事ですが
商品やサービスを提供する側が
どのような考え方姿勢
接していくかによって
業績は大きく変わるはず。

 

あの人と話したら
元気になると感じてもらえるのも
営業の強力な武器になります。

 

その原点になるのがミッション、
なぜその仕事をするのか?
を明確にしておくことをお勧めします。

 

では、また明日。

 

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NO.1712 手取りを増やすために③

2020年01月22日

建設業専門の傾聴屋
出口経尊(でぐちみちたか)です。

 

今日は電話コンサル、
午後は講演会に参加します。

 

さて、前回は
手取りや総支給を増やす
視点について触れました。

 

前回のブログはこちら↓

http://shinraku.biz/2020/01/21/no-1711/

 

今回はその続きで
手取りを増やすために③です。

 

自分達の収入が増える
残業代について触れます。

 

ある意味
手取りを増やす最も容易な方法が
残業代です。

 

出口も会社員時代は
残業代やら乗務手当を
臨時にもらって喜んでいました。

 

責任を持って
仕事を全うするという意味では
残業は必要なことです。

 

ただ、日中のんびりと過ごし
定時をオーバーして
残業するのは考えもの。

 

 

中には残業代目当てで
意図的にのんびりする人も。

 

でも、残業代がないと
生活できないという人が
いるのも事実。

 

仕事量が溢れた時
目的は別にして
残業してくれるのは
会社にとって有難いことです。

 

お互いの利害関係が
一致した状態ですね。

 

ただ、会社としては
総支給を増やした分、
人件費が増えます。

 

どれくらい増えるかと言えば
残業代や休日出勤は
1.25倍もしくは1.35倍です。

 

下図のお金のブロックパズルにある
家庭のお金の総支給と
会社のお金の人件費です。

 

 

そうなると会社の利益が減ります。

 

ただ、会社も利益を
一定以上生み出す必要があります。

 

会社のお金のブロックパズルにある
右に飛び出た部分です。

 

細かいことは割愛しますが
会社は借入の返済と貯金を
しなければなりません。

 

ちなみに貯金は
万一の備えや将来の設備投資に
使うお金です。

 

これは考え方の1つですが
根拠ある目標以上の利益が出る場合は
利益をそのまま積み上げるのではなく、
働く人達に還元することで
総支給や手取りを増やすことができます。

 

ここは経営者の姿勢で
大きく変わるところですが
頑張った証として還元することで
経営に興味を持ってもらえます。

 

効率を上げて
限られた時間内で仕事をこなし
生産性を向上する。

 

損失を無くすことで
変動費やその他固定費を下げる。

 

社内研修をして思うのですが
そのための知恵は
一人一人が何かしら持っています。

 

また経営者も
根拠ある売上目標の設定、
月次決算での現状把握、
契約物件からの粗利予測など
決算月前からの利益予測が
必要になります。

 

最後は、お互いの努力と
信頼関係に尽きます。

 

そうなると
社長は想いやビジョンを
伝え続ける必要も出てくるわけです。

 

きれい事かもしれませんが
追及し続ければ
当り前に近づきますから。

 

顧問先の社長の言葉を借りると
動かないよりマシ。

 

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