BLOG本日の出入口ブログ

出来事をきっかけに変化できるか?

2026年06月26日

建設業専門に
安心と喜びをつくる伴走者、
心楽パートナーの出口経尊です。

私もそうですが、
支援先の多くの社長は
プレーヤーを兼ねています。


プレーヤーの比率に違いはありますが、
基本的には「考える暇」をつくるために、
任せることを増やし、プレーヤー比率を
下げる方向で体制づくりを行っています。


そんな中、ある社長の体調に異変があり、
普段はなかなか休まない社長が、
検査や治療で休むことになりました。


そうなると、困るのが社員です。


中には入社1か月の人もいて、
社長が直接の指南役でした。


たまたま私の訪問日に
社長が病院へ行くことになったため、
意見交換型の社員研修を行いました。


後日、社長と状況や今後について
電話でお話をお聞きしたところ、
今回の件をきっかけに「任せる」ことを
決断されました。


前から任せる必要性については
私とも話をしていました。


ただ、失敗のリスクやフォローを考えると、
なかなか踏み切れなかった部分だったようです。


この決断はまさに「怪我の功名」です。


今回の出来事は、
「変わるタイミングですよ」
というお知らせだったのだと思います。


そのお知らせをどう受け止めるかで、
これから先の展開は変わってきます。


このお知らせは、人生において
何度かあるものですが、
無視し続ければ、大きな問題に
発展しかねません。


これは労働災害で使われる
「ハインリッヒの法則」と
同じだと思います。


大きな事故の背景には
29件の軽微な事故、
300件のヒヤリハットがあると
言われていますよね。


1:29:300の比率です。


今回の件は、
300件のヒヤリハットではなく、
29件の軽微な事故に当てはまると
考えた方がよいと思います。


経営支援でリスクを考える時も、
私は1:29:300に当てはめています。


例えば、違和感や小さなトラブルは、
「何かのお知らせ」かもしれません。


まだ潜在的な段階なので、
ハインリッヒの法則でいう
300の部類だと考えています。


支援者としても、
出来事を前向きな変化に
つなげられるような関わりを
していきたいと思います。


私事ですが、
その出来事の少し前から、
私も一人では限界があると感じていました。


そこで、全体像は自分で把握しつつも、
部分的に専門性のある作業については、
外部協力者と組むことにしました。


任せるにあたり、
任せる側もある程度は
知っておく必要があります。


ただ、細かい作業については、
慌てて自分で覚えようとせず、
任せる練習をしています。


つい、自分で何でもやろうとしてしまう
タイプなんですよね。


自分でやった方が早い!


確かにそう思うこともあります。


ただ、先ほどの社長のような出来事が、
手放すタイミングを教えてくれたのだと
思います。


私も、そう受け止めるようにしています(笑)


任せる範囲が増えた社長は、
「自分がいつまでもできるわけではない」
と言って、自分自身を説得されていました。


この一言を聞いたとき、
ドキッとしました。


出来事は変えられませんが、
その出来事をどう受け止め、
次の一歩につなげるかは、
自分の選択だと思います。


そんな姿勢を大切にしていきます。

 

Facebook
https://www.facebook.com/degu119

インスタグラム
https://www.instagram.com/m_deguchi/