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No.1484 利益を増やす思考と体質になる

2019年06月8日

 


【No.1484】

想いお金の両立パートナー、

出口経尊(でぐちみちたか)です。

 

今日は川遊びをしてきます。

 

さて、景気が悪くなっていると
ここ最近ニュースで目にします。

 

内閣府は7日、
4月の景気動向指数を発表し、
経済情勢の基調判断について
景気が後退している可能性が
高いことを表す「悪化」に据え置いた。

悪化は2カ月連続。

とあります。

 

アメリカと中国の貿易摩擦、
2019年10月からの増税など
懸念材料は多いようです。

 

バックグランドは
沢山あると思いますが
気を付けたいところ。

 

先日、建材製造業で
リーマンショック時の
状況を聴くとぞっとしました。

 

国の対策のおかげで
凌げたのもあったそうですが
必ずセイフティーネットが
あるとは言えないので
あてにはできません。

 

そこまで悪化しなくても
充実を図ろうしている
福利厚生などの維持も
難しくなります。

 

かと言って
社長1人の努力では
限界があります。

 

ちなみに、社長ができる
大きなことの1つが
借りてでも現金を
しっかり持っておくことです。

 

でも、それだけでは厳しいので
正社員、派遣社員、
パート、アルバイトの全員で
乗り切らないといけません。

 

その時に重要なのが
利益を増やす(残す)
思考と行動です。

 

全員の採算意識向上ですね。

 

売上が右肩上がりの成長は
いくら頑張っていても
外的要因で崩れることがあります。

 

売上が横ばい、
もしくは下がった場合でも
利益は増やせますか?

 

出口はコンサル先で
人手不足等を考慮して
あえて売上をキープし
利益を出せる体質に注力する
こともあります。

 

もちろん、売上が
ある程度ないと厳しい場合は
増やすことも考えますけどね。

 

要は、ザルの網の目を無くす、
機会損失の低減です。

 

これは短い労働時間で
生産性を高める働き方改革
実現できます。

 

基本的には単純に
変動費と固定費を減らすだけ。

 

 

変動費が50⇒47
になれば粗利は53、
固定費が45⇒43
になれば利益は10、
元々の利益の2倍です。

 

これに根拠なき
値引きを5やめたとしたら
売上は100⇒105
粗利は53⇒58
固定費は同じ43
つまり利益は15、
元々の利益の3倍です。

 

利益が2倍、3倍になった上で
税金、返済、貯金を考慮し
賞与や福利厚生として
全員に還元できます。

 

このように
シンプルにした考え方と
具体的に何をすべきか
最前線で働く一人ひとりの
知恵を集め、行動すれば
必ず利益を生み出します。

 

採算意識の高さが
会社の当たり前になれば
不景気に強いだけでなく
好景気にはかつてないほどの
利益をもたらすはずです。

 

何事もトレーニング、
筋肉がすぐにつかないのと
同じですね。

 

では、また明日。

 


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