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No.1432 こまめに粗利を確認すれば、やることが見える

2019年04月17日

 


【No.1432】

想いお金の両立パートナー、

出口経尊(でぐちみちたか)です。

 

今日は都内で訪問コンサルです。
バージョンアップした理念の周知と
ディスカッションを行います。

 

さて、顧問先では
理念の策定、浸透の他に
数字の確認と予測を
しているところがあります。

 

建設関係なので
ほとんどが物件ごと、
もしくは商品ごとに
受注金額、変動費、粗利(額と率)
それらの1カ月の合計を
確認しています。

 

毎月の推移を見ていると
変動費(材料費、外注費)増が
粗利減にそのまま反映されます。

 

ここ数年、建設資材は
値上がりするばかり。

 

前月までの推移と
比較しておかないと
忙しい割に必要な粗利が
稼げていない状況になります。

 

必要な粗利が
稼げていないとなれば
固定費を賄うことが
難しい状況です。

 

ただ、建設でも業種によっては
単月で仕事が終わるものもあれば、
数カ月に渡るものもあるので
一概には言えませんけどね。

 

資金繰りの管理について
改めてお伝えするとして
粗利額と率が下がるということは
何かしらの行動が必要になります。

 

 

例えば・・・

・値上げ
⇒顧客への理由説明
⇒価値の見える化
⇒付加価値の提案

・今の人員で多売
⇒人工の見直し
⇒作業工程の見直し
⇒採算意識の向上
⇒新規開拓

・商品転換
⇒撤退
⇒新規事業

 

パッと思い付きで書きましたが
まだまだ対策はあると思います。

 

ただ、どれも容易でなく
それなりの覚悟は必要です。

 

どうせ無理と思ったら
それまでです。

 

現状と向き合い
思考錯誤することが
改善に繋がるし、
それが経営の面白さでは
ないでしょうか?

 

現場がどんなに忙しくても
現状把握の時間を
毎月必ず作るだけでも
経営数字は良くなります。

 

なぜならば
問題を正しく認識すれば
脳は解決しようと考えるからです。

 

逆に言えば
やれていない人ほど
伸びしろがあります^^

 

では、また明日。

 

追伸

年間受注棟数20棟未満
(U_20)の工務店を対象にした
経営の勉強会を開催します。

※ページ内に参加者の声を追加しました。

https://bmc.dtoac.com/archives/event/20190522

 


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