BLOG本日の出入口ブログ

No.1420 先を見るほど、対策は山ほどある

2019年04月5日

 


【連投No.1420】

想いお金の両立パートナー、

出口経尊(でぐちみちたか)です。

 

今日は高松で開催される
脱☆ドンブリ経営実践セミナーに
オブザーブ参加します。

 

今回の主催は
キャッシュフローコーチ協会です。

 

さて、コンサル先の中には
営業会議を兼ねて
訪問している会社があります。

 

新築メインの住宅会社で
今までは社長お一人で
営業、現場管理、経営を
こなされていました。

 

住宅業界での生産性は
かなり高い会社です。

 

出口が月1回訪問した際は
1.現状把握
2.思考の整理
3.行動計画
を一緒に行っていました。

 

ただ、10年後の
50歳、60歳でも
同じようなペースで
できるかと言えば
さすがにそれは無理。

 

お金や健康を考えると
徐々にペースダウンをするか
人を増やすかのどちらです。

 

そういう未来に
向き合ってもらった結果、
決断されて数カ月前に
営業メインで1人
中途採用されました。

 

もちろん、採用にあたり
必要な返済や繰越からの逆算で
根拠ある粗利と売上目標を
何度もシミュレーションしました。

 

図で表すとこれです↓

 

 

支払う給料、言い換えれば
増える人件費に対して
いくらの粗利を稼いでもらうか、
客単価と粗利率から
何棟の受注が必要か
ボーダーラインも設定しました。

 

今でも
その計算が合っているか
毎回確認しているのですが
やっぱり間違いありません。

 

その数字を実現するために、

いつまでに何棟の竣工が必要か?

月に何棟の受注が必要か?

契約率は何%必要か?

商談中の見込客は何組必要か?

集客数は何組必要か?

イベントはいつどんなことをするのか?

それに対する費用はいくらかかるのか?

等々を仕組み化に向けて細分化
しています。

 

今は採用した方も交えて
根拠ある目標を実現するために
3人で一緒になって
頭をひねっています。

 

新築住宅は売上になるまで
契約から5カ月以上かかるので
決算月が5カ月を切ったら
来期の数字になります。

 

そんなスパンで計画するので
ずっと2~5年先を想定して
話し合っています。

 

 

年間20棟未満の工務店
そこまで先を見ながら
行動計画を立て
臨機応変に修正をかける会社は
おそらく珍しいと思います。

 

ここまでは前置きのつもりで
書いたのですが、
長くなったので今日は以上です。

 

せっかくなので、最後に質問を。

 

あたなは、何年先まで
収益や体制を想定していますか?

 

では、また明日。

 

追伸

年間受注棟数20棟未満
(U_20)の工務店を対象にした
経営の勉強会を開催します。

※ページ内に参加者の声を追加しました。

https://bmc.dtoac.com/archives/event/20190522

 


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