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受注量と売上高を優先すると・・・

2022年09月29日

 

建設業専門に
全体最適で粗利を増やす
心楽パートナーの出口経尊です。

 

 

建設業専門と
掲げている弊社ですが
業種は沢山あります。

 

 

クライアントには
住宅会社のような元請会社もあれば
工事会社のような協力会社もあります。

 

 

どちらもそうですが
原材料費の高騰のあおりが
経営数字に如実に出てきました。

 

 

値上げすれば解決するでしょ?
というのは誰でもわかりますが、
そう簡単にいったら誰も苦労しません。

 

 

そんな中でも直近では
単価のボーダーラインを決めて
交渉したことで成功した会社もあります。

 

 

ただし、協力会社の場合
主張ばかり通すと次の仕事が
来なくなる恐れがあります。

 

 

でも、恐れ過ぎては
会社や社員を守れなくなるので
1社あたりの比率を抑え
取引社数を増やす戦略を
推奨しています。

 

 

結局、
ボーダーラインを設定するには
経理や原価管理を整える必要があります。

 

 

ボーダーラインが設定できれば
交渉の会話の質が変わります。

 

 

という自助努力は必要ですが
競争相手がでたらめな数字を提示すると
それが崩れそうになります。

 

 

社会保険など整っていない
創業間もないアーリーステージの会社は
新規受注のために価格で勝負します。

 

 

日給月給制だと
雨の日などは給与が発生しません。

 

 

それでも採用ができるのは
上昇する勢いに人が集まるのだと
思います。

 

 

ただし、それは長続きしません。

 

 

仕事量が増え売上が上がると
会社にお金が残り、給与も上がる。

 

 

それが妄想だったことに気付くと
組織が崩壊します。

 

 

受注量や売上高を追いかけると
理想と現実が乖離します。

 

 

単価が安くても
仕事量や売上が増えることに
喜びを感じるのが創業期の
アーリーステージです。

 

 

もちろん最初から
数字をきっちり抑えている企業も
あるはずですが。

 

 

目先の良し悪しでなく
建設業界が長く発展繁栄するためには
数字の管理が必須です。

 

 

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建設業専門に
全体最適で粗利を増やす
経営パートナー

 

心楽パートナー株式会社