No.1766 リスクの表面化を次に活かす
2020年03月16日
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建設業専門の傾聴屋
出口経尊(でぐちみちたか)です。
今日も今週のコンサルの準備です。
さて、先週ですが
工務店さんで釘が足りない
話を耳にしました。
その会社では
今のところ大丈夫ですが
余剰が無いか
同業者から連絡があるそうです。
そうなんです。
釘はほぼ中国製らしいです。
ちなみに釘は
手で叩く用ではなく
釘打ち機用です。
鉄砲そのものですね。
釘も機関銃の弾のようです。
これを見ると
ランボーをイメージするのは
出口だけですかね?
昔、安全対策のビデオで
人に向けてはいけないのを
見た記憶が蘇りました。
そんなわけないだろうと。
水回りの部品もそうですが
中国に偏った生産体制が
仇になっています。
シェア率の高さは
依存度の高さであり
偏りはリスクでもあります。
もちろん、平常時だと
コストが安いと言うのは
利益になるので理解できます。
なかなか想定できる話では
ないですからね。
ただ、自動車メーカーだと
トヨタは中国の影響が少ないという
記事を読みました。
それは東日本大震災での
痛手を教訓にリスクを回避する
仕組みがあったようです。
今回、起こったことは
まず緊急な対策が必要ですが、
また同じようなことが起きた時
回避できる仕組みを考えておかないと
また同じことが起こります。
これは営業活動でも同じ。
BtoCだと
自力での集客だけでなく
紹介、OB客など
流入口を複数持つことが
リスク対策になるでしょう。
BtoBだと取引先のシェアが
偏らないように取引社数を増やす
必要があります。
以前のブログで
現状把握とリスク分散の
重要性をお伝えしてます↓
http://shinraku.biz/2019/07/29/no-1535/
平常時は問題ないでしょうが
万一に備えた想定をすることで
会社と社員を守ることができます。
大手メーカーは
危機に耐えられても
中小はそうもいかないですから。
そう考えると今だけでなく
理想の未来のイメージして
それを実現するために
リスクを想定することも
ビジョン実現には欠かせない
ということになります。
では、また明日。
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