No.1761 固定費と返済
2020年03月11日
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建設業専門の傾聴屋
出口経尊(でぐちみちたか)です。
今日もZOOMミーティング、
資料作成です。
さて、久しぶりにお金の話を。
3月6日の日経新聞のWEB版に
麻生太郎財務・金融相は6日夕、
都内で記者団に対し、
新型コロナウイルスの
感染拡大の影響を受ける
中小企業を支援するため
「民間金融機関に対し、
貸し出しの金利を下げ、
返済期間を猶予するなどの
条件の変更を求める」と要請した。
という記事あります。
下図のブロックパズルに
置き換えると
金利を下げるということは
固定費のその他ダウン。
返済期間を
猶予するということは
返済額を減らす、
返済を一時的に止め
完済の期限を延ばす。
そんなイメージでしょうか。
この図では売上が下がり
それに比例して粗利が下がり
固定費と返済を賄えていない
状態です。
実際の資金繰りとは
異なりますが
1年間のお金の流れを
わかりやすくしています。
お金が減り続けると
貯金を崩すか新たに借りる
しかありません。
売上と粗利を死守しつつ
固定費の見直しも必要です。
逆に言えば
体制を見直す機会にもできます。
ちなみに、収益が良好な状態だと
この図になります。
法人税をしっかり払いながら
返済も貯金もできる状態です。
過度な節税をせず
内部留保を増やしてきた会社は
気持ちの余裕が違うでしょう。
今回のコロナのような
未曾有の危機では
万一の備えができた状態です。
また、兵糧が沢山あるので
攻めに転じることもできます。
ところで本日3月11日は
東日本大震災からちょうど9年。
危機は突然やってきました。
理想の未来を実現するために
リスクに対しても顧問先で
策を練っていきます。
では、また明日。
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