No.1739 まずは場づくりから
2020年02月18日
4>建設業専門の傾聴屋
出口経尊(でぐちみちたか)です。
今日は昼から大阪です。
住宅会社の経営者に向けた
経営数字の研修です。
さて、研修の際
冒頭に必ずお伝えしている
ことがあります。
もちろん、今日の研修でも
お伝えしますよ。
それがこの
成果が出る3原則。
①安心・安全・ポジディブ
②1アクション3ゴール
③意見と選択の切り分け
はい、数字のことは
全く書いてありません。
ネタ元は出口が学んだ
キャッシュフローコーチ協会と
リネジツの組み合わせです。
今回は①の
安心・安全・ポジティブに
フォーカスします。
昨日のブログでは
前日に大阪で参加した
宮田運輸さんの経営会議を
取り上げましたが、
まさに①がピッタリな
雰囲気でした。
http://shinraku.biz/2020/02/17/no-1738/
発表者が
リラックスして話すだけでなく
それ以上に聴く側の姿勢が
できていたと感じます。
それはトップの社長自身が
作り出していました。
聴く側の表情・姿勢・言葉が
話しやすくなる雰囲気を
醸し出しています。
表情はにこやか、
姿勢は話にうなずき、
言葉は肯定的。
質問してからの回答も
その雰囲気でじっと待ちます。
話も最後まで聞き
ダメ出しは無いです。
その代わり
考えさせる質問は大事です。
逆に社長をはじめとする
厳しい雰囲気を醸し出していたら
話す側はどうなるでしょう?
表情はしかめっつら、
姿勢は腕組、
言葉は否定的。
回答を待つときはイライラ。
話し出すと中断して
しかもダメ出しの意見が入る。
想像してみてください。
萎縮の一言に尽きます。
萎縮してしまうのは
攻撃に対して防衛反応が働きます。
身体に力が入り
表情は硬くなります。
攻撃されないように
言葉を選ぶので
当たり障りの無い話になります。
当然、意見は出なくなります。
そして意見を考えなくなります。
考えるだけ無駄になりますからね。
考えるとしたら
その場を取り繕うことです。
考えることをやめてしまうと
指示が無ければ動かなくなります。
ずっとトップが
指示しないといけない状態で
イライラする悪循環になります。
その流れを想像すると
やはり誰がどうした方がよいか
見えてきます。
Googleが
心理的安全性の重要性を
唱えています。
Googleだからでしょ?
って話もありますが
運送会社でも同じでした。
建設業も製造業も流通業も
同じだということですよね。
出口も今一度、
場づくりにフォーカス
していきます。
では、また明日。
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