BLOG本日の出入口ブログ

No.1535 売上と粗利を細分化しよう

2019年07月29日

 


【No.1535】

建設関連専門

想いお金の両立パートナー

出口経尊(でぐちみちたか)です。

 

今日は訪問コンサルと
明日のコンサルの準備です。

 

さて、出口はクライアントの
ビジョン実現のために
過去、現在、未来のお金に
携わっています。

 

経営数字がメインの
キャッシュフローコーチングでは
部署、商品、顧客毎などに
売上と粗利を細分化
社長と現状把握、
今後の戦略を練っています。

 

そして社長だけでなく
管理者の方も交えることで
目的と方向性を一致させます。

 

イメージはいつもの
お金のブロックパズルに加え、
売上、粗利を細分化して
順位と比率を見える化しています。

 

 

なぜ、利益でなく
粗利かと言えば
粗利が固定費と利益を
賄うもの
だから。

 

極端に言えば、
粗利は必要な固定費と
利益分だけ稼ぎ出せば
OKというシンプルな考えです。

 

もちろん
建設業だと現場単位で
日報から何人工かかったかの
分析は必要ですが、
それは経営の分析とは
別にしています。

 

実行予算や工事台帳など
原価管理として
考え方を分けています。

 

特に給料が固定給だと
現場単位の利益と
経営数字の利益は
永遠に合致しませんからね。

 

今回の図をもう一度出すと
売上と粗利の細分化したグラフは
全く同じになっていますが
実際の比率や金額は変わります。

 

 

例えば、条件が厳しく
1現場の粗利率は低いが
物件数が多いと粗利額も多い。

条件が良く
1現場の粗利率は高いが
物件数が少ないと粗利額も少ない。

物件数は少ないが
物件が大きいと粗利率は高い。

などなど、条件は様々。

 

もう少し
粗利を検証するなら
難しく手間がかかる現場は
人工数が多くなるので
粗利率を高くする必要があります。

 

もしくは人工数を減らす
企業努力が必要になります。

 

要は、こうやって数字を細分化し
さらにグラフなど図形化すれば
事実に基づいて簡単に分析でき
的を射た改善策が打ち出せます。

 

しかも、社長1人でなく
管理者など人を巻き込めば
発想・思考・行動が
自分事に変わります。

 

売上・粗利・利益は
社長1人でなく
全員でつくるもの
ということですね。

 

では、また明日。

 


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