No.1414 文化は価値観、浸透にはエネルギーと時間が必要
2019年03月30日
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【連投No.1414】
想いとお金の両立パートナー、
出口経尊(でぐちみちたか)です。
今日は建通新聞に寄稿する
3回目のコラムを書きます。
さて、年度末のこの時期は
別れと出会いが付き物です。
身近なところだと
NHKの朝ドラ『まんぷく』も
今日で終わってしまいました。
自宅にいる時は
妻が必ず見ているので
つい私も見てしまうのですが
途中からは完全に
はまって出先でも見ています。
その理由は以前ブログでも書いた
立花萬平の仕事をする理由に
共感したからです。
http://shinraku.biz/2019/02/15/no-1371/
世の中の役に立つ仕事がしたい!
この使命感にブラウン管、
いや液晶画面の向こうにいる
出口も影響されました。
どちらかと言えば
終盤になるほど詳細を
見たいのですが、
連続ドラマは最後が近づくと
駆け足になるんですよね。
特に、まんぷくヌードルが
急激に売れ出すところは
もっと細分化して欲しかったです。
夜勤がある業種への営業活動、
既成概念に囚われない
若者たちへの普及活動。
今でこそ、当たり前に
カップヌードルを食べますが
この当たり前は言ってみれば
文化です。
価値観とも言えるのでは
ないでしょうか?
昔からあるもので例えるなら
海外から不思議がられる
鯨を食べる慣習も
日本の文化であり
良しとする価値観です。
会社の当たり前も
企業文化と言われます。
良いものあれば
良くないものも文化です。
文化は会社の成長や
時代の流れに合わせて
変化することで
世の中に必要とされる
存在になります。
それに反して
絶対変わらない、
変えてはいけないものも
あります。
出口がコンサルティングで
携わっている会社は
社長が2代目以降の方か、
創業者が社長でも次の世代が
既にいらっしゃいます。
中には100年以上続く会社が
2社あります。
経営理念の
策定や浸透を通して
独自の企業文化を
社長と一緒に作るのが
出口の生業ですが、
根気も必要です。
なぜならば、文化は作って
浸透して当たり前になってこそ
初めて文化になります。
人の価値観は、
今まで育った環境から
形成されたもの。
そこを書き換えるには
それなりのエネルギーと時間が
必要なわけです。
なので
浸透をできるだけ早く、
スムーズにするのも
出口の役割です。
無い物を作り
当たり前にしていく。
ドラマで共感したり
もっとそこを見たかったのは
自分のアンテナが立っているから
なんでしょうね。
ブログのネタに登場し、
気付きを与えてくれた
まんぷく。
この場を借りて
御礼を言いたいです。
ありがとう。
朝からカップヌードルが
食べたくなってきた。
では、また明日。
追伸
年間受注棟数20棟未満
(U_20)の工務店を対象にした
経営の勉強会を開催します。
※ページ内に参加者の声を追加しました。
https://bmc.dtoac.com/archives
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