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No.1392 人財育成では酔ったフリをしよう

2019年03月8日

 


【連投No.1392】

想いお金の両立パートナー、

出口経尊(でぐちみちたか)です。

 

今日はZOOMミーティングが
2つあります。

 

さて、部下が育たない
嘆いている社長や上司ほど
ある傾向があります。

 

友人の悩みを
お酒を飲みながら
聞いていました。

 

それは頭の回転が速く、
対策の答えを持っていて
部下より先に
答えてしまうことです。

 

あるいは
自分がやった方が速いと
先にやってしまうことです。

 

せっかく部下が
正しい答えかは別にして
考えようとしているのに
上司が待ちきれない
パターンです。

 

これって上司が
考えさせたり
やってみる機会を
奪っている状態です。

 

イラッとする気持ちも
分かりますが、
考えるのも能力なので
筋トレのように
場数を踏んで鍛える
必要があります。

 

また、待っている間の
雰囲気が怖かったら
部下は上司の表情に
意識が向いてしまい、
考えられなくなります。

 

例えば、こんな感じ↓

 

 

そして
何とか出てきた考えを
答えたとしたら
またこんな感じで
全否定してしまう・・・

最悪です。

 

そんな状況に
なってしまうくらいなら
YESマンになる方が楽です。

 

考えることを止め
自分の考えを持たずに
言われたことだけ
やるようになります。

 

実際は言われたことを
やるだけでも
立派ですけどね。

 

あと価値観の違いもあります。

 

イラッとする
上司の価値観は
自分の意見を持ち
時には上司とぶつかるのが
当たり前。

 

でも、部下の価値観は
穏便な関係を
大事にするとしたら
そこでもズレが生じます。

 

そんな時の対策の1つが
酔ったフリをすることです。

 

 

本当に酔うのではないですが
例えば2人以上で飲んでいて
目の前の人が酔ったなら
自分は酔えなくなります。

 

その理由は自分が
面倒をみないといけないと
責任を持つからです。

 

これと同じ原則で
部下に責任を持たせる機会を
作るイメージです。

 

酔ったフリ、
分からないフリ、
一緒に困るフリをする

 

でも、すぐには責任を
持ってくれない
可能性はありますよ。

 

だって今まで
その機会が無かったので
最初は時間がかかります。

 

演じ続ける必要が
あるわけです。

 

収益も一時的には
悪くなる可能性もありますが
人財育成の投資の部類ですかね?

 

ただ、万一に備えて
自分の考えは
持っておいてくださいね。

 

お酒を飲みながら
そんな話をしていました。

 

では、また明日。

 


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