BLOG本日の出入口ブログ

No.1567 正論でも言い方が大事

2019年08月30日

 


【No.1567】

建設関連専門

想いお金の両立パートナー

出口経尊(でぐちみちたか)です。

 

今日は鳥取で訪問コンサルです。

 

さて、学生時代の話ですが
当時は大手運送会社で
アルバイトをしていました。

 

主は事務所ですが
春の引越しシーズンになると
単身用の引越し部門で
朝から夜まで作業していました。

 

シーズンとなれば
自社だけなく傭車や
管理職もフル稼働。

 

確か出口も
数をこなす一員として
頑張っていた記憶があります。

 

そんな中、
傭車のおじさんと
セットで行く機会が
多くなりました。

 

ところが
ボケボケしてるし
頻繁にさぼろうとするし
遠回りしようとするし
トラックはぼろいし・・・

 

他の車両のメンバーは
皆楽しそうだったのに
段々苦痛になってきました。

 

だから任されたのだと
思うのですが、
アルバイトの立場でも
さすがに出口の口調も
徐々にきつくなり
度々注意する場面も。

 

運転免許もありましたから
自分も運転できるので
バカにした感じに
なっていたんでしょうね。

 

それを繰り返したら
ついにオジサンも怒って
仕事を放棄して
事務所へ帰ることに。

 

オジサン:
おまえの口が悪いから
事務所に言って
クビにいてやる!

 

出口:
おっさん上等だ!
俺の方が正しい!

 

もう1人
学生のアルバイト君が
真ん中の席に座っていたので
可愛そうでしたが。

 

事務所に戻った後は
しっかり告げ口されましたが
結局、他でも問題を
起こしていたようで
見なくなりました。

 

それ以降、社員の方から
傭車をクビにした男として
冷やかされましたが(笑)

 

結果的には
正論を掲げた出口が
勝ち負けで言うと
勝ったわけですが
人としては負けでした。

 

その後、課長に呼び出され
こんな話をしてくれました。

 

出口が言うことは
当り前で正しい。

 

でも、どんな運転手にも
プライドがある。

 

 

あー、確かにそうだと
思いましたね。

 

今なら更に納得できます。

 

仕事ができているかは別にして
親と子以上に歳が離れた若者に
きつい言い方をされ続けると
プライドが傷つきます。

 

さすが、慕われる課長は
なだめ方も上手で
ファンになりました。

 

今思うと

仕事に対する
価値観の違い

なんでしょうね。

 

出口も若かったですね(笑)

 

今回は運送業の話でしたが
建設業でもよくある話。

 

年長者でも
考えるのが苦手だったり
さぼり癖がある人もいます。

 

でも、仕事を
機嫌よくやってくれた方が

生産性は上がります。

 

結局、会社としては
動いてもらってなんぼの世界。

 

会社全体で考えるなら
正論を掲げる年下の方が
年長者に対して
接し方に気を配る必要があると
思うのですが、いかがでしょうか?

 

そういうことができれば
将来、慕われる管理者や経営者に
なれるはずです。

 

近々、そんな話を
経営理念を元に
血の気の多い若い人たちに
話す予定です。

 

では、また明日。

 


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