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No.1562 段取力は0円です

2019年08月25日

 


【No.1562】

建設関連専門

想いお金の両立パートナー

出口経尊(でぐちみちたか)です。

 

昨晩、出張から帰ったので
今日はIKEAの家具を組み終えます。

 

さて、昨日の東京は
まだ暑かったと思いますが
高松空港に着いたら
涼しくて驚きました。

 

クーラーを付けずに寝たのは
久しぶりです。

 

このまま涼しさが続けば
建設業の作業効率は
従来通りに戻るでしょうね。

 

足場屋さんで
猛暑だと50%くらい
生産性が落ちている
感覚があると言われていたので
9月からは良くなるでしょうが
今度は台風がありますからね。

 

コンクリート関係は
雨が降ると生コンの打設が
できないので
自然との闘い、
というより
自然との共生が必要です。

 

今では働き方改革
生コン業者も
しっかり休日を取るので
発注側の段取力
益々問われます。

 

段取りが良くないと
こなせる仕事量が減ります。

 

そうなると仕事は
工期に間に合わせる
必要があるので
請け負える仕事量
減ります。

 

仕事量を減らさないように
残業すると
人件費が1.25倍以上になり
利益を圧迫します。

 

当然、経営数字の
売上・粗利・利益
減りますよね。

 

社長は利益が減るので苛立ち
社員は残業で頑張っているのに
評価されず気持ちが下がる
経営者と従業員の溝は
大きくなる一方です。

 

心理的安全性の低い
企業風土になり
生産性は落ちるし
退職者が増えます。

 

働き方改革という
言葉が先行して
休日数が騒がれていますが、
本来は段取力の向上
設備投資による効率化
必要だということ。

 

そのためには
休日数がこれだけだと
ゴールを先に設定しないと
実行できないですよね。

 

まあ、人は決めないと
動けないですからね。

 

単純な話、
今までより短い時間働いて
今までより良い待遇を受けるには
1時間あたりの密度を濃くする
しかありません。

 

例えば現場での
休憩の取り方にしても
猛暑の真夏の期間は
2時間おきに15分休むより
1時間ごとに5分、10分
休む方が体は動くし
熱中症のリスクが減ります。

 

ちなみに
設備投資はお金がかかりますが
段取力は0円です。

 

 

ぜひ社内で
事前の段取りの
ディスカッションを
安心・安全・ポジティブな
雰囲気でやってみては
いかがでしょうか?

 

では、また明日。

 


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