No.1541 親子間の事業承継、大好物です
2019年08月4日
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【No.1541】
建設関連専門
想いとお金の両立パートナー
出口経尊(でぐちみちたか)です。
連日0時まで飲み会だったので
早く寝て体調を整えます。
さて、今日は昨日のブログの続きで
経営者親子について触れます。
昨日のブログはこちら↓
http://shinraku.biz/2019/08/03/no-1540/
経営理念策定の際は
先代の社長がご健在の場合
必ずお会いするようにしています。
ほとんどが
父と子の関係です。
また、先代社長の奥様が
会社のお金を切り盛りしていた場合も
同席していただくようにしています。
ということは
母と子の関係です。
そんな親子関係に
わざわざ入っていくのは
過去の経験など得たことを
話していただきたいからです。
まあ、男同士だと
最初はぶっきらぼうな感じですが
普段しない話や
今までしたことない話
が出てきます。
その中でも
特に出口が聴きたいのは
仕事で大切にされてきたことです。
会社が何十年も
続いているということは
周りから支持された
考え方が必ずあるからです。
ただ漠然と
一所懸命やっているだけでは
商売は続かないですからね。
やはり今回のヒアリングでも
沢山出てきました。
それを現社長は
無意識、当たり前のように
同じことを大切にされています。
幼少期からの父親の姿勢が
息子の価値観や基準に
なっているわけです。
例えば、自己啓発の
カセットテープが
家や車で常に流れていると
自己投資や学ぶ姿勢が
息子の当たり前になります。
それらを出口が記録に残し
今後の理念策定に
盛り込んでいきます。
言ってみれば
考え方の事業承継です。
やり方は時代や環境に応じて
変わっていきますが
考え方や捉え方は変わらない
ということです。
また、親子で話す機会を
受け入れてくれたということは
どちらにも感謝や尊敬の念が
必ずあります。
それも、せっかくなので
場が和んだあたりで
双方に聴くようにしています。
結局は
子は親に感謝しているし
親にとっては
自慢の息子です(笑)
今回のヒアリングでは
孫が継いでくれたら
100年企業になるので嬉しいなと
先代が素敵な笑顔で
話されていたのが
一番印象に残っています。
継ぐかどうかは
本人の意思によるでしょうが
引き継げるようにするのが
現社長の役目ということに
なりました。
このように親子間に入るのは
出口が遣り甲斐を感じる
仕事の1つです。
なぜ、そう感じるのか・・・
出口の父は
13年前に亡くなったのですが
亡くなる5年前から
会ってもいないし
電話で話したこともありません。
言ってみれば
18年前に関係は途絶えたわけです。
当時は色々あったのですが
そうなってしまった
親子関係の後悔を
コンサルティングの仕事で
浄化しようとしているのかも
しれません。
おそらく使命なんでしょうね。
そこは自分でも
まだ分からんですけど。
弊社の商品として
きっちり分かれていないですが
今回のヒアリングは
理念策定・浸透・承継コンサルティングの
承継の部分です。
ちなみに、税制など
お金の事業承継は詳しくないので
必要な場合はコンサル仲間を
ご紹介するようにしています。
では、また明日。
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