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No.1659 勝つだけが勝利ではない

2019年11月30日

 


【No.1659】

建設業専門の傾聴屋

出口経尊(でぐちみちたか)です。

昨晩は10日ぶりに自宅に帰りました。

ですが、訳あって
早朝からラーメン屋さんで
2時間だけアルバイトです。

 

理由は明日にでも。

 

さて、タイトルの

勝つだけが勝利ではない

は矛盾を感じる方がいるかも
しれないですね。

 

勝てば官軍負ければ賊軍

ということわざがありますが
勝てば何でもありというわけでは
ありません。

 

ちなみに意味を調べると

道理にかなわなくても
勝った者が正義となり、
負けた者には
不正の汚名がきせられる意で
勝敗によって正邪善悪が定まるたとえ。

成功者には
その過程に不正があっても
不問にされることにも用いる。

とあります。

 

これ、社内でやってしまうと
直近は良いかもしれませんが
未来の視点から逆算した時に
果たして正解なのでしょうか?

 

例えば、何事も上司や先輩が勝る、
または勝るように事を運び、
部下や後輩を認めない状態が続くと
部下や後輩、会社も成長が止まります。

 

上司や先輩が抑え込んだ状態。

 

共に成長するのなら
まだ良い方ですが
怠惰で抑え込まれたら
最悪です。

 

クライアントでは無いですが
そういう会社を見てきました。

 

結局、
自分させ良ければいいという
考え方が会社に害を与えています。

 

それよりも、
部下や後輩に機会を与え
危うい時は事前にフォローし、
上手くいった時は褒めて認める

 

人が動いて稼ぐという
原点に立ち返れば
一人一人が主体性を持って
考え動く環境をつくることが
最大の効果を生み出すのでは
ないでしょうか?

 

あえて負ける、
負けるというよりも譲り、
褒めて認めて次に繋げる

 

これこそが真の勝利

 

 

こんな連鎖が起こる会社なら
いい意味で恐ろしいくらいの
最強チームができそうですね。

 

また、ざっくりでいいので
会社のお金の流れが理解できれば
さらに利益を生み出すでしょう。

 

勝つ努力は必要ですが
未来から逆算した時に
今だけ勝っても損をする時が
あるのではないでしょうか?

 

では、また明日。

 


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No.1658 助けたい気持ちを表す質問

2019年11月29日

 


【No.1658】

建設業専門の傾聴屋

出口経尊(でぐちみちたか)です。

今日は岡山で打合せ
午後は鳥取で定期訪問コンサル、
10日ぶりに自宅に帰ります。

 

さて、昨日ホテルで
出発の準備をしていた時、
テレビをつけていたのですが
それいい!と思う声掛けの
紹介がありました。

 

それは困っている人に

お手伝いしていいですか?

という声掛けです。

 

 

着替えていたので
映像はあまり見てないですが
赤ちゃんがいるお母さんを
助ける場面だったかと。

 

手伝いたいと思った時、
つい言ってしますが

お手伝いしましょうか?

です。

 

この質問だと
本心とは違い遠慮して
大丈夫と答えてしまう
場合があります。

 

かと言って

お手伝いしますよ!

だと相手にとって
強引な感じになります。

 

声掛けされる方は
どちらも気を遣うし、
声掛けする方も
断られる怖さや恥ずかしさが
あります。

 

出口も変に気を遣って
躊躇してしまうタイプ。

 

そういう意味では

お手伝いしていいですか?

は魔法の質問に感じました。

 

言われた方は
受け入れやすいでしょうし
事前に承諾を得られます。

 

また、断られるというより
AかBか選択してもらう感覚で
言った方も傷つきません。

 

今回は見知らぬ人を
助ける話ですが
会社でも同じです。

 

仲間が困っている状況の時、
手伝ってあげたいと声掛けし
遠慮なく受け入れられると
円満に収まります。

 

お客様が絡む仕事なら
尚更ですね。

 

一人で抱え込むことなく
チーム力が増して
生産性が上がり
顧客満足度や収益向上、
社員への還元に繋がります。

 

質問の仕方ひとつで
関わる人達の満足に
近づくことができます。

 

言葉の力は偉大。

 

言葉は凶器にもなりますが
相手目線で遣うことができれば
コミュニケーションの利器
になります。

 

現場の生産性だけでなく
事故も未然に防げるのでは
ないでしょうか?

 

生産性と安全性の両立
コミュニケーションは
必要不可欠です。

 

では、また明日。

 


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No.1657 成長とは器を広げること

2019年11月28日

 


【No.1657】

建設業専門の傾聴屋

出口経尊(でぐちみちたか)です。

 

今日は大分で定期訪問コンサルです。

 

昨日、東京から大分に
飛行機で移動してきたのですが、
都会だと満員電車で
通勤するのが当たり前。

 

満員電車の様子は
全国ニュースなどで見かけますよね。

 

でも、見ると体験するのとでは
大違いです。

 

随分慣れましたが
それでも疲労感が大きいですから。

 

その良し悪しは別にして
見方を変えて見ると
都会の人は朝一番の通勤から
鍛えられているわけです。

 

また、出社前にカフェで
仕事や勉強している人が多くいます。

 

逆に地方の人は
家から会社までドアtoドアで
移動できるのである意味贅沢な話。

 

そう思えるのは
日常と離れた視点を持つからこそ
気付くことです。

 

出口は今だと両方とも
普通になっていますけどね(笑)

 

井の中の蛙大海を知らず

と言われる通りで限られた視野だと
成長は頭打ちします。

 

成長とは
器の容量を大きくすること。

 

 

入る器にスペースがなければ
知識や経験を詰め込んでも
入りませんよね?

 

能力や結果はその後の話です。

 

念のため
井の中の蛙大海を知らず
の意味を共有しておくと、

狭い世界に閉じこもって
広い世界のあることを知らない。

狭い知識にとらわれて
大局的な判断のできないたとえ。

とあります。

 

自分はできている!と
自信を持つことも大事ですが、

・何と比べてできているのか?

・その根拠は何なのか?

謙虚に確認することが
成長には欠かせません。

比べるためには基準になる
広い視野や多くの視点が
必要になります。

ということで
地方の人は都会に足を運び、
都会の人は地方に足を運び、
当たり前の視点を変えることで
新たな情報を自ら取りに
行ってみてはいかがでしょうか?

 

ちなみに地方だと
香川県を推奨します(笑)

 

最近、クライアントにも
具体的なイベント名を挙げて
上京するのを提案したところです。

 

どんな展開になるのか楽しみです。

 

社長の視野が広がれば
スタッフもまた変わりますからね。

 

では、また明日。

 


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No.1656 報連相が飛び交うには?

2019年11月27日

 


【No.1656】

建設業専門の傾聴屋

出口経尊(でぐちみちたか)です。

 

今朝はブログを書く前に
訪問先近くのカフェに来ました。

 

午後は東京から大分に移動します。

 

さて、報連相が大事!
というのは
耳にタコができるほど
聞く機会が多いのでは
ないでしょうか?

 

出口はどちらかといえば
報連相について都度都度
お伝えする方の側ですかね。

 

報連相とは言いますが
相連報と逆の流れで
説明しています。

 

事前の相談(未来)
途中の連絡(現在)
完了の報告(過去)

 

良くない方で例えるなら
勝手に現場が始まって、
進捗はわからないままで、
終わってもそのまま。

 

滞りなくいけばまだ良いですが
そんな時は上手くいくはずもなく…

 

相連報は
社内でできてないだけでなく
お客様にもできていない場合も多く
クレームの原因になります。

 

相連報も一事が万事
習慣の一種なんでしょうね。

 

習慣ということは
大きなことをやるというより
些細なことを挨拶代わりに
伝える感覚で良いかと思います。

 

これ、どうしましょうか?

今こうなってますから。

どこそこに行って
何時頃には帰ってきます。

無事終わってますから。

日常会話の一部とも言えますね。

 

そうだとしたら
会話しやすい場づくりが必要。

 

特に立場や年齢が上の人で
話しかけづらい
表情・態度・言葉遣い
だとしたら必要最低限のことすら
言いにくくなります。

 

 

また話しかける方も
相手がどんな情報を必要としているか?

わかりやすく端的に伝えるには
どんな言い方、順番が良いか?

双方とも相手目線が大切で
そのための努力が必要です。

 

イライラした時でも
間反対の状態を装うのも
努力の1つ。

 

そんな時は気持ちの矢印が
相手でなく自分に向いています。

 

俺はこんなにやっているのに!

 

つまりこれが
忙しいと言われる
周りに対して心が亡くなった状態

 

自分で書きながら
耳が痛いこともありますが^^;

 

とにかく、報連相は
順番場づくりが大事だと
いうことです。

 

上手く行っていないなあと
感じるようでしたら
客観視してみてください。

 

それと相連報をもらったら

ありがとう!
お疲れ様です!
助かります!

など感謝や労いの言葉
話の最後に伝えるだけでも
受け取り方は違います。

 

電話を切る前もそうですね。

 

ほんと、大きなことでなく
些細なことの積み重ね
会社も個人も変わります。

 

では、また明日。

 


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No.1655 未来に希望があれば今に耐えられる

2019年11月26日

 


【No.1655】

建設業専門の傾聴屋

出口経尊(でぐちみちたか)です。

 

今日は工務店経営学部の
ZOOMミーティングがあります。

https://bmc.dtoac.com/

 

さて、昨日は水道橋駅を降り
ローマ教皇がミサを行う東京ドームへ。

 

 

 

ではなく、
その隣の後楽園ホールへ。

 

 

今年も行ってきました、
日本キャッシュフローコーチ協会
第4回MVPコンテスト。

 

選ばれた6名の
キャッシュフローコーチが
10分間のプレゼンを行う大会。

 

 

見事優勝に輝いたのは
熊澤斉さん。

 

熊澤さんとは西荻窪で
2度サシ飲みしたことがあり
とても身近に感じる存在なので
嬉しかったです。

 

また、協会活動に
当初から関わられている方なので
周りも納得にいく結果だと思います。

 

熊澤さん、おめでとうございます。

 

大会の中では
代表理事の和仁先生の講演もあり
印象に残った言葉を沢山ありました。

 

その中で改めて
常に抱いておきたい
言葉がこれです↓

 

 

人は、
未来に希望があれば

大変な今に耐えられる

 

クライアントに関わると
波があります。

 

特に関わり始めた当初は
大変な状態のところもあります。

 

もしくは、このまま行くと
大変な状態になるであろう
ところもあります。

 

でないと、
出口は必要ないですからね(笑)

 

希望ある未来
イメージしてもらい
言葉にして
会社全員で共有する。

 

そういう想いで
クライアントに向き合っています。

 

そうは思っていても
100%一致するのは厳しいですが
だからこそ、社長や幹部の方と
思考錯誤しています。

 

容易にいかないからこそ
良い変化が起きた時は感無量。

 

鳥肌が立ったり
ジーンときたり
出口も感情を揺さぶられます。

 

それが出口のとっての
遣り甲斐なんでしょうね。

 

斜陽産業と言われる建設業、
希望ある未来を明確にして
隆盛産業にしていきます。

 

ちなみに
キャッシュフローコーチとは

 

 

経営数字を使って
社長の社外CFOとして
本業の発展を支援する存在

と定義しています。

 

また、コンサルタントの役割は

 

 

・挑戦の道の先の裏付け支援

・情報量の一致化支援

・ビジョン実現に向けて
 必要な考え方を伝授

と表現されたことに
出口も取り組んでいます。

 

今年は参加するのを
迷っていましたが
やはり行って良かったです。

 

素晴らしい仲間にも再会し
貴重な情報交換を
させてもらったので
来年の活動に活かしていきます。

 

 

モチベーションを保つのに
仲間の存在は欠かせませんね。

 

では、また明日。

 


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No.1654 きつい時こそ、捉え方が試されている

2019年11月25日

 


【No.1654】

建設業専門の傾聴屋

出口経尊(でぐちみちたか)です。

 

今日は
キャッシュフローコーチ協会の
MVPコンテストに行ってきます。

https://www.jcfca.com/

 

突然ですが質問です。

 

時間が無い、
体力が無い、
お金が無い、
など精神的にも追い込まれ

きっついなあ

と感じた時
その後、どのような
思考行動になりますか?

 

心に余裕が無い状態の時の
判断基準です。

 

そんな時は些細なことが
引っ掛かるもの。

 

周りの言葉1つでも
イラっとくることがあります。

 

出口もイライラしたのを
思いっきり出していた
時期がありましたね^^;

 

例えば、判断基準が
文句を言う
または
その場から逃げる

 

その場を凌ぐには
良いのかもしれませんが、
果たしてそれは
根本的な解決になるのでしょうか?

 

どちらも解決という意味では
思考停止の状態

 

それ以上の前進はありません。

 

また、同じような
厳しい状況になった時
おそらく同じことを
繰り返すでしょう。

 

自分で無理と決めている上限、
概念を変える必要があるかと。

 

本氣で自分に向き合い
自分でどうにかするしかない、
そう思って向き合った時は
知らぬ間にクリアするものです。

 

そして、次からは
似たような状況が
平気になっています。

 

もちろん、平穏無事が
続くといいですが
まさに成長の機会

 

厳しい時に
成長の機会と捉えるのか?
災難と捉えるのか?

 

捉え方は様々ですが
事実は1つ

 

 

せっかくなら
前向き、ポジティブに
捉えた方が人生得だと思います。

 

これも捉え方ですね。

 

では、また明日。

 


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No.1653 地域密着度の深さは?広さは?

2019年11月24日

 


【No.1653】

建設業専門の傾聴屋

出口経尊(でぐちみちたか)です。

 

今日はコンサル仲間と
西荻窪でサシ飲みです。

 

さて、昨日は
10年くらい前に知り合った
江東区の工務店の社長と
初めてのサシ飲みでした。

 

 

都内で寿司と聞けば
1、2万円は軽く超えそうな
イメージがあるかもしれませんが
お酒、刺身、寿司を
しっかり堪能できるセットで
6600円という安心価格。

 

味も量も人柄も
満足度が高過ぎて
ビジネスモデルとしても
勉強になりました。

 

感情が揺さぶられるって
大事ですね。

 

お寿司屋さんの前に
会社を訪問したのも数年ぶり。

 

当時から地域に密着されている
印象が強かったのですが
さらに増してましたね。

 

関わり方の深さも広さも。

 

地域貢献の領域です。

 

最終的には地域の人達から
新築やリフォームの依頼など
声がかかっているわけですが、
そこにあるのは歴とした
信頼関係

 

過去の継続的な活動
任せてもいいかな、
任せたいと思う要因に
なっているのでしょう。

 

会社を中心とした
関わる人達の図で表すと
左横の地域の満足を
追求することです。

 

 

その社長も理念の勉強をされて
より深まっているように感じます。

 

出会った当初は
お互い理念から縁遠かった
考えだったかもしれませんが、
数年ぶりの再会で
考え方目的
重要性について
話し合うことができたかと。

 

併せて
一人一人の利益に対する
採算意識の向上についても。

 

次回は西荻窪で飲む予定です。

 

では、また明日。

 


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No.1652 安全はマイルールの必須項目

2019年11月23日

 


【No.1652】

建設業専門の傾聴屋

出口経尊(でぐちみちたか)です。

 

今晩は都内の工務店の社長と
サシ飲みです。

 

さて、最近気になるのが
建設現場における事故のニュース。

 

高速道路の橋げた補修の火災、
鉄パイプ落下による歩行者への直撃。

 

どちらも死亡事故に繋がっています。

 

なぜ、建設現場での
事故を気にするかと言えば
重機屋時代は僅か2年でしたが
事故に遭遇したからです。

 

死亡事故には至らなかったですが
担当の現場で全治数カ月の怪我を
負った方がいました。

 

またクレーンという業界だけに
墜落事故はよく耳にしたのを
覚えています。

 

 

気になっていると
関連する情報が目に留まります。

 

建通新聞のサイトを見ていると
建設職人基本法の改正案が
紹介されていました。

建設工事従事者の安全・健康の確保に
官民格差があるとして、
足場からの墜落・転落防止対策として
「手すり先行工法」の設置を義務化する
他、第三者による足場の安全点検も義務付ける。

安全衛生経費が下請けまで行き渡るよう、
経費を別枠で管理する制度も設ける。

 

これは足場の例ですが
確かに官民の現場で安全対策費
格差が大きいのは事実。

 

公共工事の場合は
安全対策などに関する予算は
含まれていますが、
民間となれば
価格競争の受注になるほど
優先的に予算を削られる部分。

 

削るというか
そもそも設けられていない。

 

そうなると法で遵守させる
しかないかと。

 

でも、そうなる前に
経営者ができることはあるはず。

 

従業員の安全を犠牲にしてまで
仕事を受注しないという選択。

 

これは受注するしないの
利益以外の判断基準、
マイルールです。

 

マイルールが無いと
言い方は悪いですが
顧客に振り回されます。

 

顧客が安全管理に長けた会社なら
大丈夫だと思いますが、
見極めることが大切。

 

これも経営者の考え方次第です。

 

クライアントの中には
従業員の安全を犠牲にするくらいなら
会社をたたむと強い口調で
言い切る方もいます。

 

数字以前の考え方についてはこちら↓

 

http://shinraku.biz/2019/11/18/no-1647/

 

そうなる前に
場当たり的な経営から脱する策を
常日頃考え、取り組む。

 

重要で緊急なこと(第1領域)
に追われていても
重要だけど緊急でないこと(第2領域)
にも時間を割く。

 

そのために
第3、4領域のやらないことを決める。

 

 

優先するのは緊急度でなく重要度

 

とは言っても
創業期や資金繰りが厳しい時は
そうも言ってられないと
思うかもしれません。

 

ただ、経営が厳しい状況下でも
対策の取り組みを続けていけば
経営数字は改善するし
予防できる策は必ずあります。

 

そこはマイルールを明確にし
覚悟を持って取り組むしかありません。

 

当然、やり続けないと意味はありません。

 

仕事を受注するには
考え方採算意識継続力
問われると思うのですが
いかがでしょうか?

 

出口がクライアントと一緒に
理念数字に向き合う理由の1つです。

 

では、また明日。

 


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No.1651 目指したいビジョンは過去と通ずる

2019年11月22日

 


【No.1651】

建設業専門の傾聴屋

出口経尊(でぐちみちたか)です。

 

今晩は住宅業界を
サポートする方々との懇親会です。

 

昨日は
工務店経営学部に入部された
千葉県香取市の工務店さんを
訪問しました。

https://bmc.dtoac.com/

 

 

佐原駅の駅舎は
趣がありました。

 

その理由は
小江戸、水郷の町と呼ばれ
今も当時の雰囲気を残している
からでしょう。

 

 

今後は遠隔でサポートするので
訪問する機会は滅多にないですが
改めて行きたくなりました。

 

詳しい歴史は調べていないですが、
昔の街並みが残っているのは
それを大切に残していこうと
尽力する人達がいるからだと思います。

 

想いを承継する。

 

承継と言えば
最近だと事業承継
よく耳にします。

 

仕事柄、未来に関わるので
継がす、継ぐ話は
視野に入りますからね。

 

コンサル仲間で財務屋の
宍戸友紀さんが
https://www.imagecreating.co.jp/

口癖のように出口戦略
言っているのですが
5つある中の1つが事業承継です。

 

ちなみに、会社の5つの出口には

・IPO(上場)
・M&A(合併、買収)
・事業承継
・清算
・倒産

があります。

 

清算と倒産については
事業をやめることになります。

 

5つの中で
出口が携わるのは
上場はないでしょうから
M&Aと事業承継です。

 

ただ、それらに関する
財務や税務のプロではないので
考え方や営業活動の承継が
主になります。

 

経営数字は見ますが
あくまで予測や結果のバロメーター、
感情や行動にフォーカスする方を
重視しています。

 

数字のプロの仲間からしたら
感情や行動に関わる方が
難しいらしいですが。

 

人の価値観は
育った環境によって異なるので
教科書通りの答えが容易に
見つからないからかもしれません。

 

有難いことに出口は
100年以上続く企業2社を
継続的にサポートしているので
続けることの大切さ、難しさは
その会社の歴史を通して
強く感じるところです。

 

100年ともなれば
戦前、戦中、戦後の苦難を
乗り越えていますから
当時のお話を一緒に聞いた時は
出口も涙が出そうになりました。

 

 

このように2代目以降で
先代や関係者がご健在の場合は
必ず歴史を聴かせてもらっています。

 

会社だけでなく家族の話も
自然と出てきます。

 

知らなかったという話が
出てくれば盛り上がります。

 

特に親子だとわざわざ話す機会も
少ないですからね。

 

そんな歴史、背景を
出口も一緒に感じ取った上で
経営理念の策定を行っています。

 

創業40年の工務店さんでは
会長にインタビューすると
孫に引き継いで100年企業に
なってほしいと仰っていました。

 

息子の現社長は
次にバトンを渡すのが
役目だということですね。

 

そうそう
100年企業の2社、
100年企業目指す会社は
業態変化を遂げていますが
それは改めてお伝えします。

 

過去の背景と
理想の未来を掛け合わせ
想いとして言葉にするのが
理念策定

 

社内の一人一人の
考え方や捉え方を整えるのが
理念浸透

 

そして次世代に想いを
バトンタッチするのが
理念承継

 

経営理念の言葉のイメージは
人それぞれですが、
出口の経営理念の定義は
策定、浸透、承継が
一対になっています。

 

元々は理念なんて要らないと
思っていた人間でしたけどね(笑)

 

もしかしたら
出口の名前の経尊は
なんか意味があるのかも
しれませんね。。。

 

では、また明日。

 


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No.1650 全体より一人あたりいくらか?

2019年11月21日

 


【No.1650】

建設業専門の傾聴屋

出口経尊(でぐちみちたか)です。

 

今日は千葉県香取市で
工務店経営学部に入部された
工務店さんを訪問します。

 

工務店経営学部の公式サイト
https://bmc.dtoac.com/

 

さて、会社の規模や評価を
表しやすいのが売上

 

確かに売上がないと
粗利や利益も生みませんが
法人という人格から言えば
資産が大事。

 

さらに利益を積み上げ
返さなくてよい資産、
純資産を増やしていく。

 

事業承継の場合は
一概にそれが良いとは
言えませんが。

 

対外的に表しやすいのは
年間の全体の売上です。

 

でも
それより大事なのは
一人当たりの売上
いくらかということ。

 

要は生産性
高いか低いかです。

 

少人数で生産性が
高いということを
一言で表すなら少数精鋭ですね。

 

もちろん、それはそれで
デメリットやリスクもありますが

売上、粗利、利益が
1人当たりいくらなのか?

生産性向上や働き方改革にも
通ずる話ですよね。

 

もし、同業他社で
自社より売上や規模が大きくて
劣等感を感じそうな時は
1人当たりの視点
比べてみてください。

 

もしからしたら
おおお!と思えれば
自己肯定感が上がります。

 

もし、まずいと思えば
改善していきましょう。

 

ただし
新入社員や未経験者は
頭数に入れる場合と
入れない場合の両方で
比べてみてください。

 

即戦力として
今すぐ頭数に入れてしまうと
当人や管理者が
可哀そうですからね。

 

では、また明日。

 


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