BLOG本日の出入口ブログ

No.1261 特需はあくまでボーナスステージ

2018年10月28日

 


【連投No.1261】

想いお金の両立パートナー、

出口経尊(でぐちみちたか)です。

 

今日は小豆島で開催される
講演会に参加します。

 

さて、埼玉にある
エム・テックという中堅ゼネコンが
破産した記事を読みました。

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20181028-00245893-toyo-bus_all&p=1

 

建設業が倒産する話は
あくまで感覚ですが
最近だと珍しい気がします。

 

どちらかと言えば
5年、10年前に比べて
建設関連の仕事は増えたり
以前より単価の見直しが図られ
また、エム・テックのように
震災などの災害で全般的に
収益が良くなったところが
多いのではないでしょうか?

 

あくまでリンク先の記事の
情報だけですが
ルール違反による指名停止や
金融機関から信用を失う行為など
度が過ぎたのかもしれません。

 

また、ボーナスステージのような
一過性の仕事を収益の柱に
していたのではないでしょうか?

 

 

もちろん、災害の復旧や対策は
人命に関わる仕事なので
とても大切なことです。

 

ただ、あくまでも突発的な仕事。

 

昔、ある納材業者の専務が
業績が良くなかったので
災害でも起きないかな?
と言っていたのを聞いて
『この人、大丈夫か?』と
イラッとしたのを思い出しました。

 

まあ、その会社は
今でもありますけどね。

 

ウサギが木の株に当たるような
仕事を待ち続けるより
短期と中長期に戦略を分けて
営業力と品質が上がる自助努力
すべきではないでしょうか?

 

それにはまず、目の前にいる
顧客との接点を強化することから
始めてみてはいかがでしょうか?

 

言うは易く行うは難しですが
会社も個人も信頼され
必要とされることが原点です。

 

昨日は理念策定のコンサルでしたが
全社員の方が書き出してくれた
仕事で大切にしている事にも
関わる全ての利害関係者から
支持され続けるのに必要な事が
沢山ありました。

 

お金に向き合うことも
欠かせませんが、
偏り過ぎて仕事で大切なことが
疎かになってしまうと
本末転倒です。

 

本来あるべき姿、軸は
環境や感情の変化によって
ぶれそうになることがあります。

 

そんな時、判断基準になるのが
経営理念の存在です。

 

調子の良い時は調子に乗らない。

 

調子の悪い時は踏ん張る。

 

経営理念にはそんな役割があります。

 

では、また明日。

 


メルマガでは、ブログに公開しない
コンサル事例等をお伝えしています。
登録も購読も無料ですので
ぜひ、下記URLよりご登録ください。
週一メルマガ『今週の出入口』
http://shinraku.biz/emailmagazine/

事業相談、社内研修、講演等につきましては
下記より、お問い合わせください。
http://shinraku.biz/mailform/