BLOG本日の出入口ブログ

No.1257 虚しいで終わらせず、一歩前に出る

2018年10月24日

 


【連投No.1257】

想いお金の両立パートナー、

出口経尊(でぐちみちたか)です。

今朝は雨が止んでいたので
散歩してきました。

 

 

今日はコンサルの準備など
デスクワークです。

 

さて、昨日の続きで
新幹線に置いてある本、
ひとときに掲載されている
左官職人さんについてです。

 

 

紹介されていた方は
3歳から左官のコテを
握っていたという
親子3代続く左官職人の
久住有生さん。

 

 

三つ子の魂百まで
と言われますが
細胞に染み込んでいる
レベルなんでしょうね。

 

それにしても最近の
職人さんや料理人さんは
格好いい人が多いです。

 

出口が仲いい大工さんも
ゴリラみたいですが
格好よくて、もてます(笑)

 

久住さんが
左官職人になるまでの
プロセスは割愛しますが
気になる内容を抜粋しますね。

 

近年の家づくりの変化に伴う
心境についてです。

 

高度経済成長を経た日本は
長い時間をかけて
いいものを作って
長く使うというより
手軽に安く早く仕上げ
また修理より壊して
新しいものを作る
考えが主流に。

 

日本全体が効率の波に
のみ込まれる中で
この先どんなに頑張っても
分かってくれる人が
いなくなるのではないかと
恐怖を覚えた、とあります。

 

久住さんが言った言葉で
書いているのだと思いますが、

『いいものを作っても
値段はどんどん下がっていく。

職人は訓練を重ねて
技術を磨いても
道具を買うために
生きているようなもの。

そこまでやって
早さや安さしか
評価されないのでは
もう日本じゃ無理なんじゃ
ないかって考えることも
ありました』

5ページある中で
出口が一番印象に残った内容です。

 

これは左官業だけでなく
建設業の他の業種でも
同じことが起こっています。

 

いや、日本のモノづくり
全体ではないでしょうか?

 

それが20年続いたことで
成り手は僅かで
当時40歳の人は60歳、
年齢を重ねると
力任せとはいかない。

 

そして、高齢で
辞めていく人もいる。

 

出口も社会人になって20年、
ずっと建設業に関わっているので
それをまじまじと感じています。

 

その後の久住さんは
座して待っていても
明日が拓けないのなら
自ら一歩前に出て
知ってもらわなければならないと
決意されたようです。

 

出口も微力で
間接的ではありますが

伝えたいことを
伝わるレベルで言葉にする
(経営理念)

お金に向き合い
粗利と利益を自分事にする
(経営数字)

この2本立ての
想いお金の両立で

建設・土木業で
働く人の満足を追求する!

大袈裟ではありますが
改めてそう思わせてもらった
記事でした。

 

では、また明日。

 


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