BLOG本日の出入口ブログ

No.1199 当たり前が当たり前でない経験

2018年08月27日


【連投No.1199】

想いお金の両立パートナー、

出口経尊(でぐちみちたか)です。

今日は、研修やコンサルの準備をします。

 

さて、富士山を下山して
今日から通常業務、
と言いたいところですが
下半身が筋肉痛です。

 

 

ちなみに、富士山の5合目から
行って帰っての歩数ですが
初日は5合目から8合目までで
約10,000歩。

 

2日目は8合目から頂上、
そこから5合目でまでで
約22,000歩。

 

普段より歩いている上に
登りと下りですから
きつくて当然ですね。

 

ただ、きつい中でも恵まれていて
全く雨が降りませんでした。

 

 

台風通過直後の影響か
前日まで大雨で登山ルートが
通行止めだったことを思うと
本当についていました。

 

では今回は、あえて
厳しかったと感じたことを
いくつか挙げてみます。

 

これは、日常の当たり前が
いかに恵まれているかを
理解することができたからです。

 

まず、歩くこと。

 

香川でいる時は
車移動ですから
普段歩く機会が極めて少ない。

 

出張で歩いても
電車移動がメインで
10,000歩以下ですから
普段どれだけ楽な生活を
しているかがよく分かります。

 

次に、水です。

 

8合目で仮眠しましたが
風呂は入れませんし
顔も洗えません。

 

身体はウエットティッシュで
綺麗にする程度。

 

トイレは頂上にもありましたが
1回200円が必要です。

 

食事や飲料水の値段は高いですが
問題は無さそうでした。

 

でも、運搬の大変さを考えると
水道をひねって水が出ることは
とても有難いことです。

 

あと、強風と寒さです。

 

登り始めの時から
風は強かったですが
8合目の3,250m、
出発時の午前0時だと
10度以下の真冬並みでした。

 

そこから、3,715mの山小屋まで
常に強風に煽られながら
酸素が薄く息苦しい状況で
進んでは休みの繰り返し。

 

そんな過程を経てからの
山小屋で食べた
800円の豚汁の美味さは
半端なかったです。

 

 

防寒対策は、
しっかり揃えましたが
それから日の出までの
1時間強の待機は
体感温度だと氷点下で
ガタガタと震える寒さでした。

 

このように地上では
当たり前のことが
富士山では当たり前でない。

 

感謝力と忍耐力を
鍛えることができました。

 

今日は一旦ここまでにしておきます。

 

では、また明日。

 

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