ステージを作る役｜建設業を心から楽しむ

収益向上パートナーの出口経尊です。

タイトルのステージを作る役は
顧問先の社長や管理職の方と
話した時の話題です。

中小企業の管理職は
プレーヤーとマネジャーを
兼ねることが多いと思います。

実務をしながら
部下への指示と進捗確認を
日々されているのでは
ないでしょうか？

ちなみによく聞く「任せる」は
指示と確認、ミスの対応を
含めた意味合いがあると思うので
「部下に任せる」とは
あえて表現しませんでした。

指示≠任せる
なので似て非なるものですね。

ステージの話に戻しますが
例えば、灯油を入れるのは
仕事とすれば雑務だと思います。

家だと名も無き家事です。

それを誰がやるのが
良いのでしょうか？

若手や新入り？
気付いた人？

これが最善かわかりませんが
気付いた人ですかね。

だとすれば、
管理職もそれに該当します。

話した管理職の方は
雑務を率先してやられています。

もちろん、暇なわけでなく
プレーヤーも兼ねているので
時間に制約があり、
仕事には優先順位が求められます。

基本的に自分の仕事は後、
他人への仕事が先になります。

少なくとも部下の手待ち時間は
最小化できます。

率先して雑務をするのは
踊り子（部下）がいち早く
気持ちよく踊れるステージを
作るためです。

踊ることは収益に直結する
仕事をイメージしています。

しかも部下たちが育っていけば
管理職の何倍もの生産力になります。

力を発揮しやすい
ステージ（環境）を作る
黒子の役割を担う管理職の存在は
地味なようで大きな力になると
感じています。

上の立場として
責任が大きい人ほど
ステージに立たず、
ステージを作ったり、
外から見守る役が
良いのかもしれません。

逆に部下を押しのけて
ステージに立つのは
手柄を取るようなもので、
中長期的には会社の発展の
阻害要因だと思います。

出口の場合は
ほぼ一人社長なので
会社としては踊り子も
兼ねていますが、
提供するサービスとしては
ステージを作る役になります。

心楽パートナー株式会社
出口経尊

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