BLOG本日の出入口ブログ

No.1696 卒業か歩み続けるか

2020年01月6日

建設業専門の傾聴屋
出口経尊(でぐちみちたか)です。

 

今日から仕事始めの方が多そうですが
出口は広島で勉強会に参加してきます。

 

さて、今朝ヤフーニュースを見ると
米ゼロックスと富士フィルムとの
事務機器の販売提携が解消することに
なったとのこと。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200106-00000002-kyodonews-bus_all

現在の契約期間は2021年3月まで。

 

会社の規模が大きいだけに
新ブランドの立ち上げ準備など
大変そうです。

 

ただ、コメント欄を見る限りでは
商品開発は米ゼロックスでなく
富士フィルム側が行っているようで
技術提供が無いとなれば
もはや看板料だけだった
のかもしれません。

 

富士フィルム自体に
ブランド力もありそうなので
頼る必要がないと判断したのでしょう。

 

成長角度方向性が同じであれば
二人三脚で一緒にやれるでしょうが、
角度や方向が異なると
やり方や会話、価値観が
噛み合わなくなります。

 

自然でなくギクシャクした状態?

 

ましてや提供されるものが無く
自社開発をしているとなれば
提携している意味があるのか?
になって然り。

 

例えばフランチャイズ制度だと
本部に頼らなくてよい状態、
つまり卒業の時期です。

 

 

住宅会社でも
フランチャイズ(FC)や
縛りが緩い
ボランタリーチェーン(VC)の
制度があります。

 

入会金と毎月の加盟金を支払い
営業や技術のノウハウを得ます。

 

また看板やブランド力で
集客にも効果がある本部もあります。

 

ところがそれに甘んじ
本部が切磋琢磨しないと
全てにおいて陳腐化します。

 

そうなれば加盟店にとって
会員になっている意味がありません。

 

成長意欲の高い加盟店ほど
離れていきます。

 

最近、顧問先でも
VCを退会したところがありますが、
話をよくよく聞いてみると
最後の一押しになったのは
価値観の違いだと感じました。

 

遣う言葉接する姿勢
かなりの違和感があったかと。

 

営業や技術のノウハウは
毎月毎月新しいのが
出るわけではないので
最後はそこら辺りでしょうか。

 

これはコンサルティングでも
同じことが言えます。

 

クライアントと二人三脚、
がっぷり四つで
関わるところもあれば
キリのいいところで
離れるところもあります。

 

さすがに起業当初のように
1回で離れるところは
無くなりましたけどね。

 

逆に新たに関わり始めた
クライアントもいます。

 

新陳代謝は
成長において必要なことで
過剰な安定は
自身の陳腐化を招きます。

 

ということで出口は
成長角度、方向性、価値観
大切にする1年にします。

 

では、また明日。

 

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