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No.1348 品質のためには減らす、止めることも大切

2019年01月23日

 


【連投No.1348】

想いお金の両立パートナー、

出口経尊(でぐちみちたか)です。

 

今日は新幹線で仕事しながら
香川に戻ります。

 

さて、今朝
ヤフーニュースを見ていたら
『スバルの国内生産が止まる』
という記事が目に留まりました。

 

 

朝日新聞が、肯定派か否定派かは
分かりませんけどね。

 

なぜスバルの話をするかと言えば
自分がスバル車のオーナーなので
アンテナが立っているからです。

 

スバルと言えば
リコールを思い出すのですが、
出口が購入した
2017年後半くらいから
ニュースによく出るように
なったかと思います。

 

ここ最近も度重なるリコールで
注文のキャンセルも出た
なんて記事もありました。

 

個人的には、リコールは
無償対応を公に
宣言することなので
ひた隠しにされて
有償で治すことを思えば
全然悪いとは思いません。

 

もちろん、リコールは
無い方がいいですけどね。

 

ニュースでは
リコールの定義が誤っていて
煽りたてて誤解を招いている
ようにも感じます。

 

でも、アメリカ市場が
主要なこともあり
生産は追いつかない状況
だったようですが、
最近は減産というか
品質が維持できる生産量に
制限している記事を
見た記憶があります。

 

やむを得ない状況や
対応スピードの遅さを
切り分けたとしたら、
勇気ある決断が必要だったと
思います。

 

ただ本来は
スピード対応が一番大事です。

 

これって、出口が関わる
建設業でも同じ現象があります。

 

例えば、新築の住宅。

 

業界的には
棟数の多さが
会社の評価基準に
なり過ぎている
ように感じます。

 

あと、売上もですね。

 

量の多さが悪いというよりは
それらを求めるがあまり
品質が疎かになりがちなのが
問題だと思っています。

 

それに、本来ならば
棟数や売上より
粗利の積み上げ額
営業利益
税引きや返済後の
キャッシュフロー
重要ははずです。

 

もちろん、公開しにくい部分や
棟数が多いからこそ
仕入金額が安くできる
メリットはありますけどね。

 

ただ、品質に問題があったり
粗利率が低いままで
受注し続けても
状況は好転しないし
クレームの原因や
信頼喪失になりかねません。

 

今も大事ですが
未来も大事だということです。

 

極端な話ですが
新築10棟やるのと
15棟やるのと
粗利の総額が同じなら
10棟を丁寧にやる方が
顧客や社員満足は
高くなるでしょうね。

 

働き方改革にもなるでしょう。

 

もちろん、受注には
価格が付き物なので
価値の伝え方の工夫も
必須ですが、
戦略立案は切り分けて
考えることが大切です。

 

何を最優先にするのかで
戦略・戦術・戦闘の仕方が
全く変わるので
大切なものが何か
調子が良いうちに
見つめ直してみては
いかがでしょうか?

 

では、また明日。

 


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