No.1332 利益が出るようになったそうです(中編)
2019年01月7日
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【連投No.1332】
想いとお金の両立パートナー、
出口経尊(でぐちみちたか)です。
今朝は
経営理念浸透コンサルの一環で
行動指針の問いかけから
スタートします。
さて、今日は昨日のブログの続きで
年賀状をいただいた方が
なぜ利益が出ているかについてです。
昨日のブログはこちら↓
http://shinraku.biz/2019/01/06/no-1331/
連続講座や個別相談では
利益が出る構造と
そもそもなぜ
利益が必要かなど
お金の流れの話と、
お金に対するイメージや
自己肯定感の見直しなど
お金の概念の話を
させてもらいました。
今日はお金の流れの話をしますね。
出口のブログを読まれている方は
お馴染みのブロックパズルが
登場します。
ここでは仮に1年間、
5%値引きし続けたとします。
もし、前期が5%の
利益だったとしたら
同じ販売量で
5%値引きし続けた場合、
今期の利益は
どんな収支になるかといえば・・・
売上は当然、5%ダウン。
粗利(売上-変動費)は
変動費が50のままであれば
売上95-変動費50=粗利45
ちなみに変動費とは
売上の増減に直結して
増減するもので
仕入や外注がそれに当たります。
値引きで粗利が45になるので
粗利と固定費の差が0。
粗利率は50%から47%で
最後は、こんな感じ。
おー、赤字ではないですね。
でも、よく見てください。
枠の右側にはみ出たものが
あるでしょ。
しかも返済以外は
斜線が入っています。
問題はここです。
税金は利益が出ていなくても
約8万円かかりますし、
もし、借入があるなら
返済は必ず発生します。
返済は、税引後利益から
支払うので枠外になるわけです。
尚、お金が理論上戻ってくる
減価償却費の繰り戻しは
ややこしくなるので
今回は割愛します。
でも、利益が出ていなければ
貯金から出すか
再び借りて返すしか
ありません。
また、返済だけでなく
将来の設備投資や
万一の備えで貯めておく
必要もあります。
また、節税も大事ですが
物を買って節税するのでは
現金が残らない
原因の1つになります。
たかが5%と
安易に値引きし続けたら・・・
いつまで経っても
厳しい状況が続きます。
年賀状を送っていただいた方は
その原理を腹落ちさせ
値引きを抑制したことで
多少の失注はあっても
利益を確保できる体質になりました。
これでかなり値引きに
ブレーキがかかりましたが、
そこに至るまでは
まだ改善が必要だったのを
思い出しました。
それがお金の概念です。
マインド、メンタルなど
内にあるものも
同時に書き換えが必要でした。
続きは明日書きますね。
では、また明日。
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