No.1315 労いと注意、どちらが多いですか?
2018年12月21日
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【連投No.1315】
想いとお金の両立パートナー、
出口経尊(でぐちみちたか)です。
今日から25日まで会社はお休みです。
と言っても、
ブログは書くし
メールは確認するし
LINEグループを使って
経営理念浸透のワークも
やりますけどね。
さて、人は
良かった事と
良くなかった事、
どちらを見つけるのが
得意でしょうか?
言い換えれば
長所を見つけるか
短所を見つけるか
と同じ意味ですね。
はい、出口も含め
多くの人が短所を
見つけることが
得意だと思います。
あえて得意と聞いたのですが
簡単とも言えますね。
そうなんです。
これが人間の習性なんです。
例えば、下図2つのリンゴ。
どちらが気になりますか?
これはセミナーの最初にも
よく質問するのですが
多くの方が左のリンゴと
答えます。
そう、欠けている部分に
どうしても目が行きますよね。
でも、面積は
圧倒的に小さいのに。
これは変化に気付くことで
身を危険から守るための
習性です。
ですが、この習性が
人間関係において
時には邪魔をします。
良くない点、
できていない事、
欠点、
短所に
目がいきます。
それはそれで
仕事をきちんとしていく上で
とても大切なことですが、
短所ばかりつつかれると
自分は何もできていない、
存在を認められていない、
必要とされていない、
そう捉えてしまいがちです。
もし、リンゴの絵と違い
できていることより
できてない方が
大きいと感じても
そんな時は虫眼鏡を当てて
拡大するイメージで
良かった点、
できた事、
美点、
長所に
フォーカスして
表情、姿勢、言葉を
意識しながら伝えることが
承認に繋がります。
その承認行為により
聞く姿勢を作ることができます。
先日、理念完成の発表会に
立ち会ったのですが
社長が開口一番に
言われたことがあります。
みんなよくやってくれている!
これは褒める行為です。
しかも、何度も何度も
言われていました。
そして、少しだけ
改善内容について
お願いをされていました。
まさに、リンゴの
欠けている部分と同じで
改善依頼については
ごく僅かでした。
それも上からというより
お願いに近かったです。
その姿勢はテクニックでなく
とても自然な感じだったので
普段からそうなんでしょうね。
出口としては
その言葉がとても
労ってくれている
ように感じました。
色々と思うことはあっても
会議の開口一番に
ダメ出しから入るのと
労いの言葉から入るのとでは
聞く姿勢に違いが生まれます。
門+耳の聞くから
耳+目+心の聴くに
変わるイメージです。
そんな違いをイメージしながら
最初は気持ち悪がられても
労いから始めてみては
いかがでしょうか?
良い点を見つけるのも
それを伝えるのも
訓練すれば必ずできます。
出口もそれで
物の捉え方、伝え方が
大きく変わりましたからね。
では、また明日。
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