ブロックパズルから値上げを決意
2026年07月16日
4>昨日から久しぶりに都内にいます。
主宰する士・専門家向けの
建設業収益向上コンサルタント養成講座の
第6期・第1講でした。
さて、業績が良い会社が
やっていることの1つが
早いタイミングでの
『試算表』の確認です。
決算書は年に1回、
会社の成績表でもあり
納税額が決まるものですよね。
ご承知の通り、
その途中経過を確認できるのが
試算表になります。
前月分が翌月の20日くらいまでに
出てくれば良い感じでしょうか。
これは社内の経理と顧問税理士の
頑張り次第で全く変わります。
あと重要になるのが
売上と費用を計上するルールを
把握して統一することです。
建設業は計上するルールが
4つに分かれます。
1.現金主義
実際の「現金」の
入金や出金があったタイミングで、
取引を記録するルールです。
2.発生主義
現金が動いたかどうかにかかわらず、
取引(支払う義務や受け取る権利)が
「発生」した時点で記録するルールです。
3.工事完成基準(完成基準)
工事がすべて完了し、
発注者へ引き渡しを行った時点で、
売上と経費を一括して記録するルールです。
4.工事進行基準(進行基準)
工事の進捗度合い(何%進んだか)に合わせて、
決算期ごとに売上と経費を分割して記録するルールです。
工事規模によりますが
売上の立て方として
お勧めは3か4です。
工期が1か月未満と短い場合は
3(完成基準)で処理するのが
一般的です。
私もこのルールの
どれに当てはまるかを
必ず事前に確認しています。
で、本題ですが
経営支援が最近始まった先で
5カ月経過した試算表を確認しました。
すると、営業利益は
数十万円のマイナスでした。
社長からすれば
忙しさから考えると
赤字はショックだったようで…
工事完成基準なので
もうしばらくすると
大きめの売上が計上されますが、
それでも薄利になる予想。
工事台帳はこれから作成なので
私としてもしばらくは
試算表だけをあてにするしかありません。
そこで、お金のブロックパズルを
ホワイトボードに書いて
現状把握をしてみました。
そして、3パターンの
値上げのシミュレーションを行いました。
〇%値上げしていれば…
返済しても、理論上は
お金が残る利益を得られていました。
早速これから作る見積書は
値上げを反映するとのことでした。
もちろん、値上げしても選ばれるのか?
具体的にどの項目を見直すのかなど
検討した上の話です。
ホワイトボードに
お金のブロックパズルを描くのは
アナログな感じですが、
決断できる良い機会になったそうです。
やはり見える化は
決断に必要不可欠ですね。
《お知らせ》
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経営編|倒産しない工務店経営
三浦祐成/出口経尊
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【利益】と【現金】を残す視点と仕組み
https://www.s-housing.jp/archives/425462
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