No.1469 まずは見た目の第一印象
2019年05月24日
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【No.1469】
想いとお金の両立パートナー、
出口経尊(でぐちみちたか)です。
今日は保険会社の支社で
『利益を増やし、現金を潤沢にする
経営実践セミナー』
の講師です。
さて、昨日一昨日は
工務店経営勉強会の
主宰の井内さんと出口と
2人セットで行動しました。
そこで今回は
一昨日のセミナーや
昨日の会員工務店の訪問で
井内さんから出た話を
ご紹介します。
井内さんは家づくりに
携わった経験があり
身内も建築関係。
そんなこともあり
家づくりのコンセプトに詳しく
面白い例え話をしてくれました。
それは、パッと見て分かる
見た目の重要性です。
家の見た目は
特に買う人からすれば
重要視される話ですが、
作り手の工務店からすれば
構造や機能など性能面の
優先順位が高くなりがちです。
逆にデザイン、
テイスト、コンセプトは
お客さん合わせになっている
工務店が結構多いです。
そうなると施工事例の写真も
バラバラになります。
年間に何十何百棟と
建てている住宅会社なら
それで良いのですが、
年間10棟未満だと
何が得意か分からず
どこの工務店とも同じ印象に
なってしまいます。
また業務効率の面からも
お客さん合わせだと
全て1から考える必要があり
時間コストという
見えないお金が出ていきます。
そうなると
忙しいが口癖になります。
これは井内さんの例えで
異性も最初にいいなあと
思うのは見た目から
入ると思います。
その後、性格が
合うか合わないかの
特徴になります。
逆に友達から発展した場合は
性格を知ることが先で
見た目が後になります。
知り合いの紹介で
受注する場合も似てますよね。
なおかつ、見た目が良ければ
最高です(笑)
見た目の重要性は心理学の
メラビアンの法則とも
当てはまる話で
第一印象は出会って
数秒で決まります。
視覚情報55%
聴覚38%
言語7%
と入ってきた情報は
やはり視覚が優先されます。
いくら性能が良い家を
作っていたとしても
第一印象の視覚情報で
振るい落とされたら終わりです。
分譲で土地を扱うとか
注文住宅でも
圧倒的にローコストなら
選ばれる基準に入れると
思いますが
そうでなければ
見た目は大事です。
ちなみに
特別見た目が
尖っていなくても大丈夫で
大事なのは一貫性です。
逆に見た目が尖り過ぎても
エリアが狭かったり
人口が少ないと対象者が
いなくなりますからね。
見た目がてんでばらばらより
一貫性を持たせることができれば
お客さんの印象に残り、
プラン作成の業務効率が上がり、
部材の転用などロスが減り、
価値を粗利に乗せるなど
経営面でも良い事だらけです。
デメリットは
絞る勇気と初期の準備の手間
くらいだと思うので
あとはやるかやらないかだけです。
これはいい!と思っても
実際やる人はかなり減ります。
どちらの1人になるかで
未来が大きく変わるかもしれません。
では、また明日。
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