No.1462 説明の質の違いが疑心暗鬼を生む
2019年05月17日
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【No.1462】
想いとお金の両立パートナー、
出口経尊(でぐちみちたか)です。
今日は午後から香川で
理念浸透のコンサルです。
さて、よくあるトラブルの事例です。
ズバリ!
経営者が社内の人に対して
説明が雑な時、行き違いが生じます。
それがトラブルに発展します。
それ以上に問題なのは
経営者に対して
疑心暗鬼になります。
一体、信じていいのか?
自分は嫌われているのでは?
よくあるのは
顧客には前のめりな姿勢で
丁寧な説明をし
逆に社内や身内には
1言ったら10わかるだろ
のように雑な感じです。
下図の天秤は
バランスが良い状態ですが
上記の場合だと
顧客に意識や説明の質が
偏りがちです。
あと、雑な故に言葉の定義が
明らかにずれている時が
あります。
親子くらい歳が離れた
経営者と若手社員なら
立場や年代の違いから
遣う言葉が伝わったかどうか
顔色を見ることが必要です。
立場が弱いと
分からないと言いにくいでしょう。
そこを見ずに淡々と話を続けても
全く意味がありません。
そして、出来ていないと怒っても
そもそも言葉の定義がずれていれば
違う言葉を話しているようなものです。
要は最初から伝わっていません。
書類1つとっても
名称を統一するなど
言葉を共通化することが
改善の始まります。
スムーズに
機能していない会社は
立場が上の人ほど
説明の質が雑
言葉の定義にズレ
があります。
また、外注や仕入れ先に対しても
同じ状態なのでトラブルが
起きやすくなります。
そうならないためには
ステークホルダー(利害関係者)
満足のバランスを意識することが
大切です。
なぜ、こんなことを
お伝えするかと言えば
人類は言葉で発展してきました。
コミュニティの塊が小さくても
同じことが言えるのでは
ないでしょうか?
疑心暗鬼でなく
信頼し合える関係ならば
期待以上に頑張ろうとしますよね。
部下への不満は
経営者自身の鏡
なのかもしれません。
では、また明日。
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