
見える化は任せる第一歩
2025年07月3日
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収益向上パートナーの出口経尊です。
もっと社員に任せたい。
でも、任せきれない・・・
そんな声を建設業の社長さんから
よく聞きます。
図面の打合せ、見積、発注、
現場の段取りやトラブル対応まで、
気づけば自分ばかりが動いている状態。
任せたい気持ちがあっても
任せるための
「判断材料」や「基準」が
社員に共有されていないと
戻ってしまいます。
この「任せられない構造」を
変える第一歩が「見える化」です。
たとえば、ある工事会社では
売上や限界利益または粗利を
部門や顧客、物件ごとなどに
グラフで見える化して
毎月共有するようにしました。
続けているとグラフを見た
ある現場リーダーが、
みんなで頑張ってきた成果が
見えるのは嬉しいですね!と
話してくれました。
このように目標に対して
現状が見えたことで、
もっと良くしたいという
主体的な声が自然と出てきました。
それまで現場リーダーは
自分たちの頑張りが数字に
どうつながっているかを
知る機会がありませんでした。
もちろん、すべてを
任せられるようになるには
時間がかかります。
ですが、まずは数字を
「対話のきっかけ」として
見せ続けることで
「社長が判断する集団」から
「一緒に考える組織」へと
変わることができます。
任せるには、信頼が必要です。
信頼には、情報の共有が
必要不可欠でその第一歩が
「見える化」になります。
見える化の良さを
体感してもらうには、
見せ方の工夫も必要なので
継続が重要になります。
対話の質が高まれば
後工程の思考と行動の質も
高まります。
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