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値上げのイメージ

最低賃金の上昇で値上げは必須

2024年07月25日

 

全体最適型・収益向上パートナーの
出口経尊です。

 

7/24の日経新聞の見出しで
最低賃金、全国平均1054円
上げ幅50円は過去最大
という記事が目に留まりました。

 

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA178480X10C24A7000000/

 

 

平均なので地域によって異なりますが
会社にとって人件費増ということは
固定費増になります。

 

経営者にとって悩ましい問題ですが
スーパーへ買い物に行くと
食材や必需品の値上がりに
驚かされることがあります。

 

中には数年前の2倍になるものも・・・

 

卵が分かりやすい例です。

 

1日あたりの生活費が増えたことを
つくづく実感します。

 

なので、収入が増えないと
生きづらくなります。

 

ただ、給与を増やせば
固定費増は利益を圧縮します。

 

利益を減らせば節税できる!
という発想もあると思いますが、
返済や貯金は
『税引後利益+減価償却費』から
賄うものなので相応の利益は
必要になります。

 

2期連続の赤字になれば
銀行からの評価(格付)が下がり
融資の条件が厳しくなります。

 

では、どうすれば良いのか?

 

他の固定費を減らすか
仕入や外注費の変動費を減らすかは
容易に想像ができます。

 

それと、やはり値上げです。

 

先日の価格見直しセミナーでも
お伝えしましたが、値上げにより
固定費と必要な利益を賄う
粗利を増やす必要があります。

 

ニッキンオンライン記事
https://www.nikkinonline.com/article/202639

 

 

あとは、今の固定費で
効率を上げて売上を伸ばし
粗利を積み増しすることです。

 

値上げにフォーカスすると
『ファンの数とアンチの数の差』を
指標の一つとして値上げの判断に
用いる考え方もあるそうです。

 

大まか過ぎる話ですが
要するにファンを増やすしかない
ということですね。

 

そのために何をするのか?

 

アイデアはネット上や本にも
沢山転がっていますし、
スタッフの皆さんがアイデアを
持っていると思いますが、
ChatGPTでは以下の7つの項目が出ました。

 

1.顧客の価格感度

顧客が価格上昇に対してどれだけ敏感かを調査します。

 

2.市場環境

競合他社の価格設定や市場全体の動向を確認します。

 

3.コスト構造

自社の原材料費、製造コスト、運営コストなどを把握し、
それに基づいて価格を見直します。

 

4.ブランド価値

ブランドの認知度や価値が高ければ、
値上げに対する顧客の抵抗感は低くなる可能性があります。

 

5.顧客の声

顧客のフィードバックを収集し、満足度や不満点を分析します。

 

6.製品やサービスの差別化

他社にはない独自の価値や機能がある場合、
それをアピールして値上げを正当化することができます。

 

7.経済状況

マクロ経済の状況(インフレ、購買力など)を考慮します。

 

値上げを成功させるためには、
これらの要素をバランスよく検討し、
顧客に納得してもらえるような
コミュニケーションを行うことが重要です。

 

以上が質問の結果になります。

 

 

上手く要約してくれていますが
目新しいことがあるわけではなく、
マーケティング(売る仕組み)の
基本を押さえる必要があると
いうことが大半だと思います。

 

最も大きなハードルは
『面倒くさい』と思って
思考や行動が止まることなので
1人で考えずに会社一丸で
向き合ってみてはいかがでしょうか。

 

絵はChatGPTが描いた
値上げにより給与や利益が増えて
みんなが喜んでいるイメージです。

 

値上げのイメージ

 

 

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