人が嫌がる仕事で信用を積む
2024年06月20日
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全体最適型・収益向上パートナーの
出口経尊です。
昨日、講座に参加された
中小企業診断士のAさんの話に
改めて気付かされたことがあったので
共有したいと思います。
Aさんは、4月に金融機関へ
建設業者への経営支援を提案したところ
一気に話が進んで特定の支店で
取り組み事例を作る流れになったそうです。
詳細については来月話し合うとのこと。
ちなみに、
金融機関の建設業への貸出金の比率は
地方になるほど高くなっています。
特に、第2地銀や信用金庫は高く
10%前後だったりします。
建設業の就業者数も約10%なので
似た比率です。
間接的な不動産業や
個人の住宅ローンを含めると
3割を占める場合もあります。
貸出金の比率については
どの金融機関もネット検索で
閲覧することができます。
このように地方の金融機関にとって
建設業は重要な業種ですが、
会計処理が複雑なこともあり
経営支援が課題になっていたところ
今回の話がニーズに当てはまったと
思います。
ここまでの成果は、タイトルの
【人が嫌がる仕事で信用を積む】の
前段になります。
本題はここからで
金融機関に何の繋がりもないのに
このような提案をして話が進むかと言えば
そんなことはないでしょう。
また、多少の繋がりがあったとしても
すんなりと話は進まないと思います。
懇親会で過程を詳しく聞くと
話を受け入れてもらえるだけの
前提条件をしっかり築かれていました。
「〇〇さんの話だったら聴くよ!」
という聴く姿勢ができていたのが
大きな要因だと思います。
耳+目+心の聴くですね。
具体的な前提条件は
リアル過ぎて書けませんが、
要は人が嫌がる、避けたがる仕事を
今まで断らずやって来られたからです。
逆に言えば
「おいしいとこどり」を
していなかったのだと思います。
元々はお父さんから
「人が嫌がる仕事をやれば食べていける」
というの何度も聞いたそうですが、
笑いながらサラッと言うので
Aさんのファンになりました。
それを自分に置きかえて自問した時、
色々考えさせられました。
その考え方や価値観が
正しいかどうかは別にして
会社や個人が生き残る、発展する上で
【人が嫌がる仕事で信用を積む】のは
忘れてはならないことだと思いました。
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