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出来ているか否かを決めるのは誰か

2021年10月22日

 

住宅業界専門に
全体最適で粗利を増やす
経営パートナーの出口経尊です。

 

 

4カ月ぶりのブログ更新です^^;

 

 

大学院は後期の授業が今月から始まり
そろそろ慣れてきました。

 

 

前期は週5回でしたが後期は週3回、
しかも12月から週2回なので
身体も時間も余裕ができます。

 

 

ということで事前準備のつもりで
11月は首都圏に出張することに
なっています。

 

 

さて、今回のブログは
反響をいただいたメルマガを
掲載することにしました。

 

 

そうそう、メルマガは毎週続けています。

 

 

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では早速。

 

 

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出来ているか否かを決めるのは誰か
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人事評価に携わるのも仕事なので
評価シートの作成や個別面談を
行っている会社があります。

 

 

やっている会社の方は
わかると思いますが、
評価項目に対して出来ているか否かを
自己評価していきます。

 

 

それと同じく
上司から見た評価も行います。

 

 

自己評価の点の付け方は
自信をもって高く付ける人もいれば
謙虚に低く付ける人もいます。

 

 

また、その時の気持ちや状況で
高めか低めか変わることもあります。

 

 

その中で問題解決が必要なのは
自己評価が高く、上司評価が低い項目です。

 

 

逆に
自己評価が低く、上司評価が高い場合も
伝えてあげる必要があります。

 

 

どちらも認識のギャップの改善です。

 

 

後者は褒める内容なので
容易に伝わりますが、
前者は理解してもらうために
しっかり話し合う必要があります。

 

 

単に注意するのでは
本人が腹落ちしていない状態で
ガッカリする人もいれば
怒りがこみ上げる人もいます。

 

 

例えば、社長が強く言うほど
立場の違いから
上辺の「はい」になりがちです。

 

 

そして腹落ちしていないので
また同じ光景を繰り返します。

 

 

いかに素直に受け入れてもらうか
ここが大きなポイントだと思います。

 

 

そう考えると
上司がいない社長の場合、
出来ているか否かを決めるのは
誰でしょうか?

 

 

それは社長自身ではなく
社員やお客様、取引先、銀行、地域です。

 

 

上場会社だと株主ですかね。

 

 

定量的な評価だと経営数字に表れます。

 

 

定性的だと社員満足や顧客満足が
当てはまるでしょう。

 

 

ただ、直接注意されるのとは
違う感じがします。

 

 

出口も上司はいないので
直接注意される機会は
家族くらいで少なくなりました。

 

 

あとは上記の間接的な評価です。

 

 

間接的な評価が問題なのは
気付くまでに時間差があることです。

 

 

もしくは気付かない場合があります。

 

 

人やお金など
抱えているものが大きい社長ほど
巻き返すのに時間と労力が必要です。

 

 

出来ていなかったことに
気付くのが遅れてしまうと
経営の持続も難しくなるでしょう。

 

 

そうならないためには
調子の良い時や自負がある時ほど
謙虚な気持ちで何らかのお知らせを
受け取りやすくしておくことが
大切ではないでしょうか?

 

 

ちなみに自負の意味は
自分の才能や仕事に自信をもち
誇りに思うことです。

 

 

自負があるのは良いことですが
時には成長の阻害要因に
なることもあるでしょう。

 

 

これは出口にとっても自分事の問題です。

 

 

立場や年齢を重ねるほど
周りが注意しづらくなるので
より謙虚な気持ちが必要だと感じます。

 

 

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編集後記
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昨日は
お金のブロックパズル(R)を使った
勉強会を建材流通店の社員さんに
行いました。

 

 

粗利と利益の大切さや
自分達の給与との繋がりを
お伝えしました。

 

 

社員の採算意識向上

 

 

あと、在庫管理が
経営に大きく左右するので
貸借対照表を時系列に動かして
お金や商品の動きを説明しました。

 

 

ちょっと難易度は高くなりますが
入金や支払、請求の重要性に
気付いてもらえたかと思います。

 

 

会社の利益は意識しても
通帳残高まで意識できる人は
少ないですからね。

 

 

共通言語や共通認識は
ひとまず整えたので
これから具体的な改善を
推し進めていきます。

 

 

ではまた。

 

 

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出口経尊(でぐちみちたか)のプロフィール
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住宅業界専門に
全体最適で粗利を増やす経営パートナー。

 

 

1975年香川県生まれ。

 

 

工事会社を経て
前職では工務店のHP・チラシ・顧客管理・原価管理など
集客や業務改善に携わる。

 

 

現在は、独自の『全体最適型・粗利増加法』で
人や数字の歪みも意識しながら
粗利や利益改善のサポートを行う。

 

 

そして、社長や社員の代弁者として組織風土を円滑にし、
財務も見ながら理念を軸に方向性を整えていく。

 

 

2021年4月現在、MBA取得に向けて
香川大学大学院地域マネジメント研究科の学生として在籍中。

 

 

【ミッション】
チャレンジできる場を整え、物心両面で豊かにする

 

 

【ビジョン】
建設業界のきれい事をあたり前に変える

 

 

【主な業務】
・理念策定・浸透・承継コンサルティング
・キャッシュフローコーチング
・業績向上に付随する社内研修、講演等

 

 

心楽パートナー株式会社
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