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キャッシュレス還元

No.1856 キャッシュレスが基軸か?

2020年06月14日

 

住宅業界の
キャッシュフローコーチ
出口経尊(でぐちみちたか)です。

 

 

 

あと、半月で
2020年の半分が終わりますね。

 

 

 

今年を振り返るには早過ぎますが
6月末で終えるものがあります。

 

 

 

それはキャッシュレスの還元。

 

 

 

キャッシュレス還元

 

 

 

あなたはどれくらい
キャッシュレスを活用されましたか?

 

 

 

出口はクレジットカードで
恩恵を受けました。

 

 

 

明細を見ると還元された項目が
いくつも確認できました。

 

 

 

ANAカードで
マイルを貯めているので
paypayはたまに利用するくらいで
ほとんど活躍しませんでした。

 

 

 

10,000円使ったら
500円のキャッシュバック。

 

 

 

小さなお店にも
キャッシュレスの機器が
浸透した効果はあったでしょうね。

 

 

 

paypayだけは使える
中華料理店もありましたから。

 

 

 

9か月間にどれだけ
キャッシュレスが習慣化したのか
キャンペーンが終わると
見えて来るかと思います。

 

 

 

ただ、お店にとっては
現金化するまでライムラグが
発生します。

 

 

 

でも、仕入れなどの支払期限は
従来と変わりません。

 

 

 

そうなると
立替払いできるだけの
現預金が必要になります。

 

 

 

これが足りないと
会社だと倒産になります。

 

 

 

しかも、繁盛すればするほど
仕入が増えるので一時的な
立替払いは増えます。

 

 

 

黒字倒産です。

 

 

 

特に建築の場合は
立替金額が大きいので
金融機関の協力が無いと
厳しいのが普通です。

 

 

 

今後、全ての支払いが
キャッシュレスになれば
現金の立替の概念が無くなり
運転資金の悩みが減るかも
しれませんが。

 

 

 

あとキャッシュレスは
提供側の手数料も悩ましいところ。

 

 

 

仮に手数料が3%だとして
売上に対する利益率が3%だったら
利益はゼロになります。

 

 

 

そうなると
税引後利益も無いので
返済が賄えなくなります。

 

 

 

下図は利益率10%ですが
仮に10%の手数料がかかると
利益無しということです。

 

 

 

根拠ある売上目標

 

 

 

キャッシュレスにすることで
サービスを提供する側としては
財務で重要な資金繰り利益
圧迫させてしまいます。

 

 

 

世の中が大きく変化する時は
どこかで歪みや痛みが生じます。

 

 

 

逆に今、社会制度を
構築している国の方が
進めやすいのかもしれません。

 

 

 

時流に逆らわないとしたら
キャッシュレスをベースに
価格設定するしかないと思います。

 

 

 

そのためには
見せ方、伝え方、関係性の
営業努力がより問われるのでは
ないでしょうか?

 

 

 

では、また明日。

 

 

 

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