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視点視野視座

No.1842 何のお知らせだろう?

2020年05月31日

 

住宅業界の
キャッシュフローコーチ
出口経尊(でぐちみちたか)です。

 

 

 

そろそろ川原でBBQをしたいですが
今日も先週も雨。

 

 

 

あえて今日は仕事をせず
ゆっくりしたいと思います。

 

 

 

 

人手不足を解消するチャンス

 

 

建設業全般、住宅業界は
短期的にコロナの影響、
中長期的に人口や世帯数減で
市場は小さくなります。

 

 

 

仕事量が減っていくわけですが
作り手側の建設技能者は
高齢化に伴い自然退職になります。

 

 

 

国の統計でも出ていますが
結局は、常に人手不足になると
感覚的にもそう思います。

 

 

 

例えば、あと3年したら
20人のうち5~10人退職する
中小建設事業者も多いのでは
ないでしょうか。

 

 

 

それに合わせて
会社規模を縮小するのも1つですが
逆にチャンスと捉え事業拡大で
求人に創意工夫すると
特に今は人が集まりやすい状況です。

 

 

 

極端な話、財力があれば
人や機械に投資できます。

 

 

 

 

人が増えると悩みが変わる

 

 

採用に成功すると
悩みが解決するかと言えば
そうではありません。

 

 

 

人手不足の悩みの次は
育成の悩みにぶち当たります。

 

 

 

任せた仕事が思ったように進まず
さらに問題を起こしてしまう。

 

 

 

上司や先輩からしたら
腹が立ったり不思議に思う毎日。

 

 

 

頭が痛くなる話ですが
人は年をとるので
会社を存続するには
年下に頼るしかありません。

 

 

 

この問題になった時は
人が居なかった以前のことを
思い出してもらい、
今が当たり前でなく
感謝する気持ちを持つことが
全ての基本になるとお伝えしています。

 

 

 

当たり前 ⇔ 感謝

 

 

 

もし、その人が
退職するとしても試行錯誤した経験は
会社の成長にとって次に繋がる財産です。

 

 

 

ちなみに、感謝する気持ちは
事実をどう見るかで変わります。

 

 

 

1点に集中する視点
視界の幅を広げる視野
目線の高さを変える視座

 

 

 

要はものの見方によって
感謝できる点があるのでは
ないかという話です。

 

 

 

1つの視点しか持たないのは
ある意味、怠慢や横着だと思います。

 

 

 

逆に言えば
視座を持つのは努力です。

 

 

 

タイトルの
何のお知らせだろう?は
起きたトラブルに対しての
捉え方の1つです。

 

 

 

この自問だと
謙虚に受け止めやすくなります。

 

 

 

視点視野視座

 

 

 

先日、女性工員の方々と
個別面談させてもらったのですが
その時にコロナ禍で仕事があるのは
有難いと言われる方がいました。

 

 

 

周りをしっかり見られて
自分事に置き換えているからこそ
出る言葉ではないでしょうか。

 

 

 

社長にそれを伝えると
感謝の気持ちが湧いていました。

 

 

 

給料を出してくれる会社に
感謝をしようと一方的に
言うつもりはありません。

 

 

 

給料を支払う経営者にも
働いてくれることへの
感謝の気持ちも大事です。

 

 

 

お互い感謝できれば
結局、仕事の姿勢が変わり
自主性が生まれ業績が上がります。

 

 

 

その王道に行く手前の段階が
なかなかハードルが高いですけどね。

 

 

 

だた、どっちが先に
感謝の気持ちを示すかと言えば
立場が上の人にお願いしたいです。

 

 

 

川の水の流れも自然の法則で
高い方から低い方に流れます。

 

 

 

では、また明日。

 

 

 

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