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業績向上

No.1838 視点と感情は業績に連動する

2020年05月27日

 

住宅業界の
キャッシュフローコーチ
出口経尊(でぐちみちたか)です。

 

 

 

今日は訪問コンサルというか
顧問先のお客様支援の策を練ります。

 

 

 

BtoBの場合
自社の仕事を増やす方法の1つが
お客様の営業支援です。

 

 

 

仕事をもらうのではなく
仕事を自ら作り出す発想です。

 

 

 

 

事実をどう捉えるか

 

 

さて、昨日はZOOMで
工務店経営学部の定例会と
顧問先の社長2人と電話で
近況の話をしました。

 

 

 

外出したのは
銀行に行った時だけ。

 

 

 

2人の社長とも建設業で
住宅に関わる仕事です。

 

 

 

お付き合いを初めてから
4年強と3年弱になります。

 

 

 

弊社は法人化してから3年弱、
当初からのお付き合いで
逆に育ててもらっている感覚です。

 

 

 

常に課題が出てきたり
まだまだ伸びしろはありますが
数字面は改善されています。

 

 

 

改善と言うか
より良くなっています。

 

 

 

ちなみに数字面とは
粗利と利益、現預金残高です。

 

 

 

財務内容を良くするのは
経営に重要なことですが、
出口が最も違いを感じるのは
2人の社長とも過去と比べて
捉え方が大きく変わったことです。

 

 

 

捉え方とは
起きた出来事に対して
どう見るのか?(視点)
どう感じるのか?(感情)
です。

 

 

 

業績向上

 

 

 

起きた出来事とは事実です。

 

 

 

そこから先は人によって
異なります。

 

 

 

同じ出来事が起きても
最悪だと不満を言う人もいれば
何かのお知らせだと感謝する人もいます。

 

 

 

身近な例えだと
昨日は市役所から
特別定額給付金の申請書が
届きました。

 

 

 

1人10万円×同居人数が
支給されるのが事実です。

 

 

 

それに対して
どんな見方をして
どんな感情を抱くかです。

 

 

 

あえて両面で言葉にするなら
一方は金額が少ないとか
他国に比べて遅いと思うとします。

 

 

 

もう一方は
合計すると金額が多いとか
一斉送付や振込は大変だなと
思うとします。

 

 

 

前者だと足りないこと、
後者だと有る事に
フォーカスしていると
思うのですがいかがでしょうか。

 

 

 

 

足るを知る者は富む

 

 

足るを知る

という言葉があります。

 

 

 

語源は中国の老子の
知足者富という言葉です。

 

 

 

足るを知る者は富むという
意味です。

 

 

 

当たり前、足りないと
現状に不満を抱き言葉にする。

 

 

 

有難い、足りていると
現状に感謝し言葉にする。

 

 

 

関わる人達がそれを耳にする。

 

 

 

人は似た価値観同士で集まるので
自然と不満集団と感謝集団に
分かれます。

 

 

 

会社が良い方向に変化しても
一時的に退職者が増えるのは
そのためです。

 

 

 

居心地が悪いと感じた時に
自分自身が変わるのか
自分がいる場を変えるのか
結局、本人が決めています。

 

 

 

富については
会社だと収益です。

 

 

 

お客様や社員など
関わる人達が感謝し合えるなら
紹介やリピートが増え
業績の良い状態が長く続きます。

 

 

 

これが不満集団だと・・・
あえて書きませんが
想像がつきますよね?

 

 

 

元を辿れば
自身の捉え方が全てを決めています。

 

 

 

出口は周りと比べて
足りない足りないと
現状に不満を持っていた
時期がありました。

 

 

 

その時は厳しかったし
苦しかったです。

 

 

 

そんな当時の思い出は
今の糧になっていますが
冷静に当時の自分を見たら
そりゃそうだと思えます。

 

 

 

そうなんです、
2人の社長とも感謝の気持ちを
よく口にされています。

 

 

 

電話の最初は
課題(愚痴?)を口にされますが
最後は必ず感謝で終わっています。

 

 

 

出口は日頃
ブロックパズルを使って
わかりやすい理論で
お金の話をしていますが、
理想の数字を実現するには
感謝の気持ちが必要不可欠だと
信じています。

 

 

 

数字を達成できたとしても
一時的で失速します。

 

 

 

特に住宅は一生に一度の買物。

 

 

 

作り手側の工務店も
長く商売を続けることが
お客様のためになります。

 

 

 

そのためには
適正な利益が必要ですし、
それを理解してくれる
お客様でないとお互い不幸だと
思うのですがいかがでしょうか。

 

 

 

では、また明日。

 

 

 

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