No.1383 先読みするためには現状把握の徹底が必要
2019年02月27日
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【連投No.1383】
想いとお金の両立パートナー、
出口経尊(でぐちみちたか)です。
今日は午後から
地元で講師のアテンドです。
さて、時速50km/hで
車を運転して
この看板が目に入ったら
あなたなら、どうしますか?
出口ならブレーキを踏み
減速します。
しかも80m先。
景色がわからないので
距離感がイマイチ
想像しにくいですが、
まあまあ強めに
ブレーキを踏むと思います。
これが時速100km/h
だとしたら・・・
底が抜けるくらい
ブレーキを踏みます。
これって危険な箇所が
直前に迫っているから
慌てないといけないのですが、
もっと手前から分かっていたら
ゆとりを持ってブレーキを踏めます。
それ以前に
適正なスピードで走行します。
そうなんです、
早め早めに分かっておけば
対策はいくらでもあるんです。
会社の経営数字も同じ。
経営判断に
1円単位は必要ないので
ざっくりでも
3、6、9、12カ月と
より先が見えれば
対策の検討、実践が可能です。
出口が基本的に
大事にしているのは、
決算書の損益計算書だと
人件費、事務所経費など
販管費にあたる固定費と
必要な利益を捻出するための
粗利です。
図だと、50のところです。
売上と変動費は
重視していません。
もちろん、
売上と変動費がないと
粗利は生まれないので
必要なものではありますが。
結局、いくら売上が高くても
粗利が固定費より少なければ
赤字ですからね。
固定費は固定と言っても
注意しておかないと
売上に比例せず
増えることもあります。
粗利が減って
固定費が上がると
利益は間違いなく減ります。
これがどの時点で
把握できるかが大切です。
予測して軌道修正を
早くかけるためには
現状把握が必要です。
そのためには
前月の月次決算が大事で
税理士事務所と経理担当者の
協力が欠かせないわけです。
先読みするためにも
まずは直近の現状把握を
徹底する必要があります。
では、また明日。
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