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No.1288 牛丼屋でマニュアルとバリューの違いを感じました

2018年11月24日

 


【連投No.1288】

想いお金の両立パートナー、

出口経尊(でぐちみちたか)です。

 

今日も錦糸町で
経営支援アドバイザーの
講習を受けてきます。

 

 

さて、肉が食べたいと思った時
松屋に行くことがあります。

 

 

定食でたまに肉をダブルにする時は
贅沢してる感じがあります^_^

 

松屋は業態としては牛丼チェーンで
他に吉野家、すき家などありますが
出口の中では牛丼屋より
定食屋のイメージです。

 

松屋に初めて行ったのは大学時代で
バイト先の先輩と大阪へ遊びに
行った時です。

 

そう、今でこそ香川にありますが
20年前は無かったですからね。

 

その時食べたのが
豚の生姜焼きだったと思います。

 

初めての印象が今の価値観に
なっているようです。

 

そんな松屋の牛丼の持ち帰りには
直盛りとセパレートがあります。

 

直盛りはご飯に直接かけたもの。

 

セパレートは、ご飯と肉が
別々になっています。

 

最近のコンビニ弁当でも
セパレートがありますよね。

 

あなたはどちら派ですか?

 

出口は味が染み込んだ直盛りです。

 

まあ、ここまでは
当たり前に会話できる人が
多いかもしれませんが、
行ったことがないとか
頼んだことが無く
画像も見ていない場合は
直盛りですか?
セパレートですか?
といきなり聞かれても
分からないですよね。

 

初めて持ち帰りを
しようとしている
老人が聞かれて
困っているのを見かけました。

 

店員さんは、あとで丁寧に説明して
いましたけどね。

 

この判断、結構難しいです。

 

一から説明すると、
知っている人には面倒がられるし
中には怒る人もいるかと。

 

かと言って、分かっていると
思い込んで話すと伝わりませんし
恥をかかしてしまうことも
あるでしょう。

 

それを察するには普段から
相手の表情、姿勢、声の
状態を感じ取ったり
場数を踏む必要があります。

 

そこを気にかけず、
話や事を進めてしまうと
残念ながら、矢印が相手でなく
自分に向いた状態です。

 

出口は高校時代、
長く回転寿司屋で
バイトをしていましたが
ベルトに寿司が回っていなくて
お客さんが一気に沢山来た時は
矢印が完全に自分に向いてましたね^^;

 

時間、体調、心に
余裕がある時は
多くの人がきちんとできます。

 

問われるのは
厳しい状態でも
矢印を相手に
向けられる
かどうかです。

 

言うは易し行うは難しですが
これは習慣や価値観が
大きく関係します。

 

簡単に言えば、
良い癖として意識せず
普通にできる状態
好ましいです。

 

そのために会社は
身につけてほしい
価値観や習慣を
言葉にして
伝え続ける
必要があります。

 

それが経営理念なのですが
その中のカテゴリーだと
バリュー(価値観、行動指針)
それに当たります。

 

 

ちなみにビジョン(未来像)は
将来の理想の状態。

 

ミッション(使命)は
なぜやるか?の理由です。

 

3つとも大事なのですが
日頃の理想的な行動には
バリューが影響します。

 

ですから、サービスの品質を
安定させるにも
バリューは重要です。

 

ただ、マニュアルとは違います。

 

マニュアルなら
直盛りかセパレートか聞くことは
正しいことですからね。

 

臨機応変な対応を生み出すのは
矢印が相手に向くからこそ
できるものではないでしょうか?

 

出口もコンサルの中で
相手の状態を確かめることを
大切にしていきます。

 

では、また明日。

 


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