No.1231 何を買うかより誰から買うか
2018年09月28日
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【連投No.1231】
想いとお金の両立パートナー、
出口経尊(でぐちみちたか)です。
今日は東京から大阪に向かいます。
昼から訪問コンサルです。
さて、小さい頃から
車が好きな出口にとって
驚きのニュースがありました。
それは、トヨタ全店で
全車種販売することです。
合わせて60車種を
半減させるとのこと。
単純に30車種になる訳ですが
これも時代の流れですね。
昔はカローラとスプリンター
マークⅡとチェイサーとクレスタ
カリーナとコロナ
カムリとビスタ
など中身は同じで外観を変えて
派生させていましたよね。
昔乗っていたマツダは
販売チャンネルを増やして
大失敗しました。
学生時代は大失敗の象徴
オートザム店のAZ-3でした。
日産のセドリックとグロリアは
フロントグリルとテールランプの
差くらいの手抜きですが
それでも、デザインやカタログ、
部品を作るコストが発生します。
そりゃ、国内は
車が売れない時代ですから
当然、商品点数を
減らすようになります。
そして今は販売店の枠でなく、
メーカーの枠も超えています。
実際、見えないところですが
出口が乗っている
トヨタ傘下になったスバルも
電装系の部品の規格が
共通化されるなどコスト削減が
進んでいるようです。
どこでもどの車種を買えるのは
消費者にとっては便利でしょうし
売れる顔が広い営業マンにも
有利に働くでしょう。
商品アイテムの差が無くなれば
あの人から
買いたい!
と思わせる人間関係を店内外で
構築できる営業マンは強いかと。
あと、紹介も多いでしょうし。
逆に店としては
差別化しにくいので
誰でも売れるようにする
視点から言えば
厳しくなるでしょう。
専売的なヒット商品で
売れているのか?
努力や実力で
売れているのか?
現状分析や見極めが大切です。
これは車業界だけでなく、
建設業も同じです。
何を買うかより
誰から買うか!
・人間関係の構築
・在り方
・価値を伝える語彙力
などが問われる時代になっています。
ちなみに、出口が経営理念の
策定や浸透に携わる意味は
誰から買うかを明確にする
要素も含んでいます。
では、また明日。
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