No.1136 その売上目標の根拠を聴かせてください
2018年06月25日
4>【連投No.1136】
想いとお金の両立パートナー、
出口経尊(でぐちみちたか)です。
今日の午前中は、講演の仕事です。
さて、今日のテレビや新聞は
サッカー一色になるでしょうが
融資関連の被害なども
気になるところです。
今回は、そんなお金繋がりの話です。
先日、顧問先の社長から
銀行の支店長をご紹介いただき、
法人口座を新たに開設しました。
口座開設の目的は
いつもの1アクション3ゴールで
角度が異なる目的が
3つあるのですが
その1つが利益の確保です。
なぜ、そうしたかと言えば
この本がきっかけです。
翻訳された近藤学さんは
出口と同じキャッシュフローコーチです。
ものすごく簡単に
一部をお伝えすると、
普通の考えだと
売上から必要な経費を
引いて残ったのが利益ですが、
この考えでは、
先に利益を確保して
残ったお金でやっていく
イメージです。
もちろん、確保した利益には
手を付けない忍耐と
他から経費を賄う努力が
必要になります。
そんな目的もあり
支店長とお話ししたのですが
『やっぱりなあ』と
思うことがありました。
それは、売上目標についてです。
売上アップの事業計画について
信用や期待をどれくらいしているか
聴いたところ、かなり低かったです。
これは、本や情報でも
知ってはいましたが
実際に聞くとさらに納得です。
ちなみに、
売上アップの根拠を質問したら
どんな答えが返ってくるのかも
聴いてみると、大半は
とにかく頑張る!
だそうです。
思わず、ズッコケました・・・
すみません^^;
その反面、必要とされる場面があると
感じました。
なぜならば、出口は
売上目標に必ず根拠を
持たせているからです。
図にすると、いつもの
『お金のブロックパズル』です。
右下の税金を含めた、必要な利益から
逆算していきます。
その中でも、出口が
特に意識するのが
粗利と利益です。
短期計画では
今ある人・物を最大限活かして
機会損失を減らします。
ですから、まずは
利益確保のために
粗利を増やしながら
固定費を下げる方法を
経営者と一緒に考えます。
そして、目標実現のために
具体的な行動計画を立てていきます。
また、物事の捉え方など
内面的な部分も
合わせて見直していきます。
出口は、お金の計算も
大事だと思っていますが、
行動を実行するには
内面的な部分も
かなり大きいと感じています。
要は、メンタルとか気持ちです。
結局、銀行の支店長の
話にあった通りで
根拠ある目標数字の設定と
それに見合った行動と考え方が
一致しないと事業計画は
絵に描いた餅ということです。
そうそう、つい最近ですが
養成講座の受講や個別コンサルした
工務店さんから
嬉しい報告をいただきました。
今期も、目標に近い利益を
確保できたとのことで
2年連続の黒字になったそうです。
おそらく、今期も
税金や返済分以上の
利益が出ることで
現金が増えているはずです。
その方も、
行動が変わっただけでなく
メンタルが大きく変わりました。
もっと言えば
遣う言葉が変わりました。
まさに、自分に向き合い
愚直に実践されたということですね。
こういう報告って
ほんと泣きそうになります。
ということで、何事も
根拠の有無をご自身でも
確かめてみることをお勧めします。
では、また明日。
【追伸】
おかげさまで
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