No.1066 ほっともっとの【のり弁】の値下げで思うこと
2018年04月16日
4>【連投No.1066】
想いとお金の両立パートナー、
出口経尊(でぐちみちたか)です。
今日はデスクワークと
1社提案に行ってきます。
さて、5月から
ほっともっとの
のり弁が安くなると
数日前のニュースで
出てましたね。
最近はようやく
値上げが世間的に
許される時代に
なってきましたが、
値下げとは珍しい。
実際、いくら下がったかを
検索してみると
元々の価格が
地域で違いあり、
330円と350円だそうです。
それが一律、300円。
値下げ額が大きい方だと
50円(約14%)安いわけです。
6回食べれば
1個無料になるのと
同じですね。
出口なら、うどんだと
月6回食べられますが
お弁当だと厳しいです(笑)
頻繁に食べる方にとっては
朗報ですよね^^
でも、今時
値下げができるのは
大手くらいでしょう。
おそらく、
仕入れの見直し、
客寄せ商品は利益度外視、
など数の原理が
働いているかと。
お金のブロックパズルで解説すると
これは仮に100円のものを
5円値下げした場合
5円粗利が減るので
5円の利益だとしたら
利益が無くなる話です。
それが15円値下げ
するとしたら・・・
利益どころか赤字で
固定費が賄えません。
元々、利益が
15円以上あれば
問題ないですが。
ならば、仕入れの
変動費を下げるか
他の弁当で稼ぐしか
ありません。
そうなると、
仕入れ業者、
使う材料、
働く人などの
努力が必要になります。
ただ、努力でカバー
できればいいですが
犠牲の領域だと
長続きはしません!
もちろん、賢い方が
現状把握した上での
設定でしょうから
問題ないと思いますが、
小さい会社ほど
絶対に真似しちゃダメです。
値下げは真似できても
それ以外は自分で自分の
首を絞めてしまいます。
例えば、
変動費を下げるために
粗悪品を使ったら
リピーターは離れます。
また、評判が下がり
新規客も減ります。
じゃあ、値上げすれば
解決するかといえば
選択の基準が
値段の人は離れます。
結論から言えば
値上げを推奨しますが
どちらにしても
現状把握と仮説立案を
しっかりすることが大事ですね。
では、また明日。
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