No.1052 ルールを守った上で評価される時代へ
2018年04月2日
4>【連投No.1052】
想いとお金の両立パートナー、出口経尊です。
今日は、準備に時間を充てます。
さて、新年度になると
何かと、ルールが変わりますよね。
先日、公共事業を手掛ける
建設業のクライアントと
話をしていて感じたことがあります。
それは、ルールを遵守することが
優先順位の高い評価対象に
なるということです。
というか、必須条件に
なりつつあります。
要は、ルールを守らないと
仕事ができないということです。
例えば、社会保険の加入、
土曜日の休日などがあります。
そのルールは
公共事業から、
民間の大手ゼネコン、
中小の住宅の現場へと
徐々に範囲が広がるのは
間違いありません。
算数で表すとしたら
昔は
ルール+行動=評価
でしたが、
今は
ルール×行動=評価
に変わっていると感じます。
どこが違うかって?
足し算か掛け算の違いです。
足し算だと、ルールは
加点と減点対象なので
行動で頑張れば
それなりの評価を得られました。
ところが、掛け算だと
ルールが0やマイナスになれば
いくら行動しても
評価も0かマイナスです。
つまり、ルールを守った上で
評価を得る時代になった
ということです。
でも、少し寂しい気持ちも
あるんですけどね。
なぜならば、出口の幼少期の
好きな世界観は
西部警察、
あぶない刑事、
トラック野郎ですから(笑)
ルールは破ってなんぼの
世界ですね。
ただ、今の時代
これに気付かないと
自己満足、
つまり、矢印が
自分に向いた状態です。
これを言われたら
窮屈でやってられないとか
面白味に欠けると
思うかもしれません。
そこで大事なのが
ルールの枠内で
常識に囚われない
視点を持ち、
思考や行動することです。
それには、まず社内で
ルールを示す必要があります。
社長の頭の中だけでは
分からないし、
言語化しても
一度伝えただけでは
忘れ去られるでしょう。
ここは何度も上書きして
良しとする価値観まで
変えてもらう必要があります。
そう考えると
ルールを作る前には
行動指針や価値観を
先に言語化した方が
ルールに一貫性が生まれます。
ちなみに、
行動指針や価値観は
出口の経営理念の定義だと
・ミッション
・バリュー
・ビジョン
のバリューに当たります。
図で表すとこんな感じです。
ミッションを土台にして
バリューがあって
その上にルールが乗っかり、
ビジョンは山頂から眺める
最高の景色、
そんなイメージが湧いています。
あなたなら、
将来、山頂からどんな景色を
眺めたいですか?
では、また明日。
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