連投No.1015 値引きは問題の先送り
2018年02月24日
4>【連投No.1015】
想いとお金の両立パートナー、出口経尊です。
連日コンサルだったので、今日はゆっくりします。
さて、タイトルの
『値引きは問題の先送り』ですが
時と場合によるのが前提で
お話ししますね。
前提とは
値引きを依頼する方も
依頼される方も
きちんと理由を
説明できる時は別です。
では、問題の先送りが
どんな時かと言えば
値引きをする側は
今月、今年の売上目標を
達成できないために
言われた通り、値引きして
利益度外視で受注することです。
気持ちは分かるのですが
売上目標を達成できないのは
きちんとした理由にならない
と思っています。
極端な話、目標なく
とにかく安くして受注するのは
目先の問題を凌ぐだけで
根本的な解決には
ならないということです。
なぜ、値引きが
問題を先送りするかは
下図のブロックパズルを見れば
一目瞭然です。
5万円の値引きで
粗利が5万円減り
利益が5万円無くなるからです。
利益が0円になれば
人件費や固定費は出ますが
借入の返済、未来への投資ができません。
この未来への投資を
できないことが
問題の先送りになります。
例えば、人財教育や設備導入です。
企業や個人に関わらず
何かしらの投資をやらないと
衰退していくのと同じです。
建設業や運輸業など
今の人手不足は、
投資できなかった影響や
人件費のカットが原因で
仕事の魅力を失わせたと
捉えています。
そのためには、
必要な利益を確保できるように
どのようにすればいいかの
理由付けが必要になります。
ちなみに、値引きを依頼する方は
大した理由がなくて
単なる口癖になっている
場合もあります。
では、また明日。
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