動機付けが必要な時代
2017年09月2日
【連投No.840】
想いとお金の両立パートナー、出口経尊です。
今日は午前中は訪問コンサル、午後からデスクワークです。
さて、人材育成で
よく耳にする言葉があります。
それは、部下に対して
『言わなくてもわかるだろう』
『社会の常識だろう』
と思うことが、
なぜできないのかいう悩みです。
これ、もちろん正論だと思います。
ただ今の時代、物が溢れ
仕事の選択肢も多く
欲求や願望を持たなくても
とりあえず、食うのには
困らない世の中です。
ある意味、仕方ない現象だと思います。
でも、仕方ないでは
会社が前に進みません。
では、少し昔はどうだったか？
例えば、２０年ほど前だと
出口はホヤホヤの社会人。
物欲があり、就いた仕事で
バリバリ働こうという意欲がありました。
ちなみに、建設業にいた時です。
普段は営業や図面書きでしたが
たまに遠方へトラックを運転すると
乗務手当が付いて喜んでました。
さらに、時代を遡ってみると
どうでしょう？
４、５０年前は
外食なんてとんでもない贅沢。
ＮＨＫ朝ドラの『ひよっこ』ですよ。
もっと前は
居・住・食にも困る時代です。
前置きはここまでで、
出口が言いたいのは
昔は頑張って働きたい、あるいは
働かないといけない理由を
多くの人が持っていたと思います。
それが、若い人だけではないですが
切羽詰まったものが無くなったのが
大きいな原因ではないかと感じています。
要は、環境の違いです。
そのためには、
動機付けの手前にある
気付きが必要だと思います。
１つ質問するとしたら
『自分がどうなりたいか？』に
ざっくりでも答えられるかどうかです。
何となくやっていれば
生きていける時代は
そろそろ終焉を迎えるはず。
強弱は別にして
こうなりたいという想いを
持っているかいないかで
これからの人生が
大きく変わると信じています。
では、また明日。
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